Make a Story アーティスト戦略会議、ゲストさんのお話、毎回楽しく聴いております。

今回のゲスト、響さんは、2024年6月に「Only One」でデビューして以来、Mudiaを中心に精力的に活動を続けていて、その歌声と人柄、そして今回のテーマでもあるライブでの存在感が特に大きな魅力があります。

ライブは、初見でもすっと入り込める空気感を感じます。派手な演出よりも、歌そのものを届けることを大切にしているのが伝わってきて、ステージに立つとふわりとした緊張感と素直さが同時に漂い、曲が始まりで、すっと空気が変わるのを感じました。柔らかい声質が、マイクを通してより澄んだ輪郭を持ち、客席のすみずみまで静かに広がっていきます。

デビュー曲「Only One」をライブで聴くと、録音では分からなかった細かなニュアンスがより鮮明に伝わってきました。息遣い、言葉の余韻、サビへ向かう微かな感情の高まりなど、ライブだからこそ感じられる“本音に近い温度”がとても心地良いです。特にサビの「Only one」のフレーズを丁寧に伸ばす瞬間は、響さん自身が歌に込めてきた時間や覚悟までもが見えるようで、胸熱場面です！

また、MCでは素朴でまっすぐな人柄が前面に出ていて、飾らない語り口で、活動への想いや日常のちょっとしたエピソードを話す姿がとても印象的でした。

観客席の反応もとても温かく、初めて来た人でも「応援したくなる」雰囲気が広がり、ライブが終わる頃には、最初に感じた緊張感はすっかり消えて、まるで友人を送り出すような優しい余韻を感じました。

放送では響さんのライブに向けた心境や心向きなど聞けるといいなと思います！