絵本や漫画は好きだけど！

活字は苦手。

あまり本は読みません…

『不思議の国のアリス』の話しは好き。

はちゃめちゃな世界の中にある

不思議だけど確信を突く言葉たち…

まさにユータさんの言葉は

今まで出会ったことのない表現なのに

確信を突いたり、新しいフレーズとして

胸に残る。

新しい物語。

【世界にひとりぼっちなら】

一行目！唐突に始まる物語。

『世界にひとりぼっちなら

　きっと言葉は生まれなかった』

どっかの学者なら、もっと小難しく

賢い言葉で説明してた！

《仮説》とか《考察》とか言うて！

「ふーん」ってなる言葉で！

理解してないけど「なるほど〜」って

なりそうな言葉で！

でも、ユータさんの言葉だと

『はっ！』ってなる！

この歌から新たに始まる

人間の『言語』が

発達したことへの見解。

今、私がここに並べてる言葉も

ひとりぼっちじゃなかったから

生まれた言葉…

使ってる言葉に尊さを感じれる。

そんな気付きをくれる歌。

勝手にアダムとイブの会話想像できる。

アダムとイブの痴話喧嘩すら

想像できそうな曲。

【ゾンビーナ】

まず、CDジャケットが最高にカッコいい。

昔、ライブでユータさんがドラムに合わせて

足を力強く踏み踊っていたのが

すごく印象的。

そして、この歌も素晴らしい《物語》

童話の『赤い靴』がやはりモチーフで

私もこのちょっと怖くもある

童話が好きでよく読んでました。

だからか、なおさら

この曲聴くだけで勝手に再生される

脳内アニメーションPV

歌だけでそこまで想像させるって

すごくないですか？

最初のベースとドラムの低音が

なんとも言えない

不気味な様で妖艶な雰囲気を出してて

聞き始めはまるで、

コワイ話の始まりみたいで

ドキドキする。

ギターがまた、暴れるブーツを

完全に再現しているようで…

ぜひ、絵本にして欲しい曲。

【トランジスタシス】

ベスの中で、魅力的な歌詞の曲

ベスト10に入るぐらい

この曲の歌詞が好きです。

何が良いの？

と言われると上手く説明できないけど

多くの人が日々の生活や暮らしの中で

得体の知れない何かに

押し潰されそうになることが

あったりして…

そんな時に

『がんばれ』って言われるのも嫌で

『頑張ってるね』って

勝手に肯定されるのも嫌。

“泣いても仕方のない事は

平気なフリをして笑っていた”

“未来がわからないのは

君とあたしも同じで

悩む意味なんて無いのに

この不安はいつだって

消えないね”

 否定も肯定もなく

ただ、本当に寄り添ってくれる

ユータさんの言葉なのに

自分の物語のように感じる。

この曲は聴くと

《すごく元気になる》

って感じじゃなくて

肩を貸してくれる曲。

心の置き場所。

ロックンロールの中にある

心を突かれる物語。

その物語の作者は

ELIZABETH.EIGHT