「ARIA」プロフィール

「ARIA（アリア）」は2023年結成、女声ボーカルKarren（カレン）とギター小林健悟による、1対1編成のアコースティック・ユニットです。時に粗暴に、時に軽やかに、ロック／フォーク／ソウル／ジャズなど、ジャンル横断的にさまざまなオリジナル曲を演奏します。

Karrenは作詞作曲も担当。日常の情景から人生の苦悩まで、いろいろなテーマを紡ぎ上げます。声楽の心得がありながらアニソンやJ-popなど現代の音楽もカバーしており、古典と現代音楽をつなぎ合わせた独特のスタイルを見につけています。

結成した新しいユニットは、どんなサウンドを目指すのか。それはKarrenが「ARIA」というユニット名を提案した瞬間に決まりました。東海地区でギターを弾く者がARIAを名乗る、その十字架の重さはギター弾きにしか判りません。

小林の元には、ARIAを名乗るに足るギターが一本だけありました。中出阪蔵作「No.3000SSS（1971年）」。ギター製作家中出阪蔵（1906-1993）は、若かりし頃にARIA創設者荒井史郎（1930-）の世話になったことがあり、荒井氏のためにギターを作ったこともあります。これだ、これを使うのだ。

しかし先祖から受け継いだ家宝のヴィンテージギターに対し、ピックアップはおろか、ストラップピンすら取り付けるわけにはいきません。かくしてARIAは「ギターは座ってマイク録り」という、令和の現代にあっては滅法珍しい演奏スタイルにこだわって活動しています。

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