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シャミロックの世界

下北沢ERA【東京】 SHAMISEVEN

エマージェンザ・ジャパン2026東京予選第3戦

開催日: 2026/01/31

三味線ヴォーカルの神井大治さんとギタリストの夢浮さんという、極めて高い専門性と独創性を持ったお二人が織りなす「シャミロック」の世界は、伝統と革新が火花を散らす、現代の音楽シーンにおいて極めて稀有な輝きを放っています。


大人としての視点でSHAMISEVENの活動を拝見した際、何よりも胸を打たれるのは、その「徹底した継続の力」と「揺るぎない美学」です。毎年7月7日に7曲入りのアルバムをリリースし続け、2025年にはついに5作目となる『SHAMISEVEN五式』に到達されたというエピソードは、単なる情熱だけでは成し遂げられない、並外れた自己規律と創造性への誠実さを物語っています。この計画的かつ情熱的な歩みがあるからこそ、彼らの生み出す一音一音には、聴き手の心を一瞬で掌握する圧倒的な説得力が宿っているのだと感じます。


また、路上ライブからライブハウス、さらには2025年3月の台湾公演という海外進出まで、場所を問わず「現場」で音を届け続けてきたタフな活動姿勢も、彼らの大きな魅力です。伝統楽器である三味線を、単なる「和の要素」としてではなく、ロックという熱狂の真ん中に据えてメロディックに響かせるその手腕。神井さんの魂を震わせる歌声と三味線の激しい連打、そこに夢浮さんの鋭いギターが重なり合う瞬間、そこにはSHAMISEVENにしか描けない「新時代の景色」が広がります。


エマージェンザという、世界を見据えたコンテストにおいて、日本の魂と現代のロックを融合させた彼らのパフォーマンスは、言葉の壁を越えて審査員や観客の魂に深く爪痕を残すはずです。これまで積み上げてきた5つの歴史を背負い、さらにその先へと突き進むSHAMISEVENのステージは、まさに「五式」から「その先」へと向かう進化の証明となるでしょう。東京予選の舞台が、彼らの音楽が世界へと羽ばたくための輝かしい序章となることを確信しています。最高に熱く、気高いロックショーを期待しております。SHAMISEVENの新たな挑戦を、最大級の敬意を込めて、全力で応援させていただきます!頑張ってください!

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