Viperaの魅力
【セミファイナルC】BSドラマ主題歌オーディション2026
開催日: 2025/09/20
Vipera 様
このたびは、【セミファイナルC】BSドラマ主題歌オーディション2026 において、見事にセミファイナル進出を果たされたこと、心よりお祝い申し上げます。オーディションへの準備・努力が、確かに多くの方々の耳と心に届いている証だと思います。
まず、Vipera の大きな強みは「歌唱力の表現力」と「キャラクター性」の両立にあると感じています。声の一つひとつのニュアンス—穏やかな静かな部分、力強く盛り上がる部分—その振れ幅を自然に使いこなしておられ、聴く者を引き込む力があります。また、メンバー間での調和もありつつ、それぞれの個性がちゃんと見えるので、「ただの歌唱グループ」ではなく「一つの物語を紡ぐ存在」としての存在感があります。さらに、ライブや配信でのパフォーマンスから、ファンとのコミュニケーションを大事にされている誠実さも伝わってきます。
最近リリースされたオリジナル曲「カリラアウト」は、Vipera の現在のアーティスティックな方向性を強く表しており、とても印象的でした。
メロディと構成:イントロは静かに始まり、少しずつビルドアップしていく構成で、サビに向かうにつれての期待感と“解放感”が見事にデザインされていると思います。静→盛り上がり→クライマックスという起伏がドラマ主題歌として非常にドラマティックで、物語性が感じられます。
歌詞の内容:「カリラアウト」というタイトルが示すように、内側にある感情や葛藤を外へ出すというテーマが、言葉選びや語感からも伝わってきます。内省的なパートと、外に向かって吐き出すような強さを持ったパートの対比が、聴き手の共感を誘います。
アレンジとサウンドプロダクション:サウンドの層が丁寧に重ねられていて、ピアノやストリングス(またはそのように聞こえる要素)でしっとりした部分を作り、その後ビートやギターなどでアクセントをつけて強調していく場面が秀逸です。音質もクリアで、それぞれの楽器・声の分離が良く、歌詞がきちんと聴き取れる設計がなされていると感じます。
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改めて強調したいのは、Vipera はドラマBSの主題歌というフォーマットに非常にマッチした音楽を創り出せる力がある、ということです。以下、その理由を挙げます:
感情を動かす構成力:「カリラアウト」のように、静かな始まりから感情の高まりをもたせ、聴き手の心を引き込んで離さないドラマティックな流れを持つ曲を作れること。
歌と表現の幅:優しく語りかけるようなパート、強く叫ぶようなパート、内側の静かな想いを外へ吐露するようなパート、そのすべてを無理なく歌いこなせる表現力があること。
物語性・共感性:ドラマの主題歌には、そのドラマが描きたいテーマや登場人物の感情と重なる要素が求められます。Vipera の曲は、普遍的な感情―葛藤、希望、解放など―を扱っており、幅広い視聴者・聴衆が「このドラマのこの瞬間、この場面でこの歌が流れるなら…」という想像ができるような力があります。
セミファイナルという舞台は、より多くの注目と期待が集まる場です。どうか自信を持って、「カリラアウト」で見せてくださったような、またそれ以上の表現を、この次のステージでも発揮してほしいと思います。
頑張ってください、Vipera さん!
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