今回は、私が密かに、しかし熱烈に応援している「Worldwide Pro Golfers」さんについて、その魅力をどうしても伝えたくて筆を執りました。

まず、初見の方が必ず二度見してしまうであろうそのインパクト絶大なバンド名。一見するとスポーツ関連のグループかと思いますが、そこから奏でられる音が極上の「シティポップ」であり、R&Bやファンクの太いグルーヴを纏っているという、この「良い意味での裏切り」が彼らの最大の武器だと感じています。

プロフィールを拝見して胸を打たれたのが、メンバーの皆さんが平日はハードワークをこなす社会人でありながら、休日に集まってこのクオリティの音楽を紡ぎ出しているという点です。私も日々仕事に追われる身として、彼らが限られた時間の中で情熱を燃やし、かつての音楽仲間と再び音を合わせている姿には、単なる憧れ以上の勇気をもらっています。「大人の部活動」と言うにはあまりにも洗練された演奏技術、特にリズム隊の安定感と、そこに乗るメロディの心地よさは、聴く人の疲れを癒やしつつ、自然と体を揺らせてくれる不思議な力があります。

OTONOVAという大きな舞台は、まさに彼らのような「実力派」が見つかるべき場所だと思います。ライブハウスやスタジオで練り上げられたそのサウンドが、画面越しでも十分に伝わってくるのは、彼らの音楽に対する真摯な姿勢の表れではないでしょうか。

これからのステージでも、Worldwide Pro Golfersさんにしか出せない「大人の余裕」と「遊び心」、そして確かな演奏力で、多くのオーディエンスを魅了してほしいと願っています。日常を戦う大人たちの星として、決勝、そしてその先へと進んでいってください！心から応援しています。