タワシ
【予選B-1】水都音楽祭2026 オンラインオーディション
開催日: 2026/08/01
Tawashi.の音楽は、面白さを持ったアーティストなのではないでしょうか。
まず興味深いのが、自らのスタイルを「ヒップポップ」と表現していることです。ヒップホップという言葉から連想されるビートやフロウを土台にしながら、そこだけに閉じることなく、ポップスとしてのキャッチーさや聴きやすさも取り込んでいく。ジャンルの正解を追いかけるのではなく、音楽そのものを楽しみながら形を変えていく柔軟さが、Tawashi.の大きな魅力になっています。
その個性は、これまで発表してきた作品にも表れています。「slowly」「amber film」「you’re Lilith」「タカラクジアテタイ。/Coleus」「hidden gem」など、タイトルを並べるだけでも一筋縄ではいかない雰囲気が漂います。そして2026年6月には「まぶShe.」をリリース。作品を追いかけることで、Tawashi.というアーティストの引き出しの多さが見えてきます。
さらに注目したいのが、ライブを含めた活動の展開です。DJたーとともにステージに立ち、ライブハウスやフェスだけでなく、ショッピングモールや駅前など、日常と音楽が交差する場所にも活動のフィールドを広げています。
これは、Tawashi.の音楽を考えるうえで非常に重要なポイントです。音楽を特別な場所だけに置かず、誰かの日常に入り込める場所へ持っていく。そこで偶然耳にした人が「この曲なんだろう?」と興味を持つ。その小さな出会いが、次のリスナーを生み出していきます。
そして、その先にあるのが「Tawashi.」という名前です。覚えやすく、少しユーモラスで、一度見たら残る。その名前を入口に音楽を知り、曲を聴き、ライブを見ていくうちに、名前そのものが音楽の記憶と結びついていく。
作品、ライブ、そして名前。
それぞれが別々に存在するのではなく、積み重なることでTawashi.というアーティストの輪郭を作っています。
まだまだ広がっていく余地を感じさせるからこそ、これからどんな作品が生まれ、どんな場所で音楽を鳴らし、どんな人の記憶に「Tawashi.」の名前が刻まれていくのか。
次の一手まで楽しみにさせてくれるアーティスト。それがTawashi.です。
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