ボーカル歌蘭とギター橘涼介で構成するバンド、ニルフィニティ。コロナ禍でも都内を中心に積極的にライブ活動を行ってきました。

ライブ活動だけではなく、制作活動にも力を入れていて、現在でも数ヶ月毎のペースで新曲を発表しています。

唯一無二の世界観がライブで印象的なバンドです。とにかくカッコいいです‼️

ダークでヘビーな爆音の中に凛と響く力強くも繊細なボーカル歌蘭の歌声は一度聴くと忘れられません‼️

声楽科出身でオペラ歌手の経験もある歌蘭の歌声は、ベースがしっかりしているので、低音から高音まで余すところなく表現し、その声量にも圧倒されます‼️

歌詞はすべて歌蘭が書いています。その独特の世界観にも魅了されます‼️

歌詞にはいろんな仕掛けが散りばめられていて、例えば、ある曲とある曲は、よく聴くと実は主人公が同じ続編だったり、一つの曲の中のある言葉が曲の前半と後半で意味が変わっていたりします。歌詞カードを手に曲を聴く楽しみもニルフィニティの魅力のひとつだと思います。

ニルフィニティの曲はひとつひとつが、すべて壮大な物語の一部分であると言っても過言ではないと思います。

YouTubeにMVやライブ動画がありますので、ぜひ一度ご覧いただきたいです。

https://youtube.com/c/nilfinity

ボーカル歌蘭のステージパフォーマンスは神秘的に美しく、その存在感にいつも圧倒されます。ぜひ一度、ライブハウスで見ていただきたいバンドです。

ニルフィニティにはアニメのタイアップにピッタリなオリジナル曲が多数あります。最新アルバム「ZOETROPE」を例にとっても、各曲それぞれに違ったイメージを楽しめる、正にタイトル通りの回転のぞき絵のような多様性が感じられます。

オペラ歌手でもあるボーカル歌蘭ならではのベルカント唱法が印象的な「zoetrope」で始まり、ニルフィニティには珍しく明るい歌詞の「Arcadia」から、暗い歌詞と明るいメロディのアンバランスさが魅力の「Renatus」への流れで、一気にニルフィニティの世界観に引き込まれます。

新しくライブの定番曲になりそうな「C.N.T.P」、原点回帰したシリーズ曲の「Valkyrie[0]」、歌詞のドラマ性とギター橘涼介の美しいメロディが秀逸な「maneuver」、色褪せたレトロな風景を映し出す「in mirage」で中盤を締めくくり。

これまでにない曲調に挑戦した「alexithymia」、ライブでコール&レスポンスで盛り上がる「DeadLine」、YouTubeでフルMVが公開されている「Accomplice」の全10曲すべてが聴き応え十分です。

また、昨年発表された曲「ゼロイノン」は「的を絞る」や「照準を定める」という意味を持つ「zero in on」をカタカナ読みしたタイトルであり、混沌とした世界の中、大事な物は何か、大事な人は誰か、纏わりつく余計なものを削ぎ落とした時に何を信じるべきなのかという歌蘭の想いが、段々と変わっていく少女の心の中の言葉として表現されています。

「ゼロイノン」はYouTubeでフルバージョンのMVが公開されていますので、ぜひ一度ご覧いただきたいです‼️

https://youtu.be/WgIFCOf-LE8

個人的にはアニメのタイアップに一番合っている曲ではないか、と思っています😅

アニメのタイアップは、今までニルフィニティをご存知なかった方々にニルフィニティを知っていただける貴重な機会です。この機会に、ぜひニルフィニティの音楽を知っていただきたいです。

ニルフィニティを応援する人がひとりでも増えてくれたら嬉しいと思い、このレポートを書きました。ご一読くださり、ありがとうございました🙇‍♂️