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追い抜き、追い抜かれ。

【予選B-1】Movie Grand Prix vol.23

開催日: 2026/02/07

画面に刻まれた数字の一つひとつが、単なるポイントではなく、アーティストとリスナーが本気でぶつかり合った時間の結晶なんだと思うと、胸の奥が熱くなるのを止められません。


今回の予選B-1において、私の心拍数を最も狂わせたのは、間違いなくvVibe!とムラヲマナブ。による、壮絶なトップ争いのドラマでした。


投票が開始されてから終了のその瞬間まで、何度順位が入れ替わったか数え切れないほどのデッドヒート。vVibe!が放つ、あの突き抜けるように明るい、太陽みたいなエネルギーが先行したかと思えば、次の瞬間にはムラヲマナブ。さんの、静かだけれど逃げ場のないほど深く染み渡る世界観がその背中を捉え、抜き去っていく。その目まぐるしい追い抜きあいの連続に、一人の目撃者としてスマホを握る手にじわりと汗が滲むのを、私はただじっと見守るしかありませんでした。


最終的に8840ポイントという驚異的な熱量を叩き出したムラヲマナブ。さんの底力には、もはや言葉を失うほどの衝撃を受けました。彼の音楽には、お洒落に整頓されただけのエンタメにはない、土の匂いや、誰にも言えなかった孤独や、それでも明日を信じようとする「生身の人間」の体温が宿っています。あのどこか泥臭くて、でも震えるほど真っ直ぐな情熱が、2日間という限られた時間の中でこれほど多くの人の心を震わせ、味方につけたという事実は、一人のリスナーとして本当に誇らしく、眩しく映りました。


これほどまでの接戦が繰り広げられたのは、両者が全く異なるアプローチで、私たちの心の最も深い場所に「本当の音」を届けてくれたからに他なりません。キラキラした多幸感で世界を塗り替える力と、影の中から光を見出すような切実な響き。その両方が、この予選という場所を誰にも真似できない特別なステージに変えていたんです。わずかな差で順位は決まったかもしれませんが、ムラヲマナブ。さんがこの場所で証明した「音楽の磁力」は、ポイントという数字を超えて、私たちの記憶に消えない爪痕として一生残り続けるはずです。


一つの大きな戦いに幕が下りて、会場の熱気がゆっくりと静まっていく今のこの瞬間。この熱狂の目撃者になれた幸せを噛み締めながら、ムラヲマナブ。さんがこれからどんな新しい景色を私たちに見せてくれるのか。その決定的な瞬間を、一秒も逃さず大切に追いかけ続けたいと思います。この2日間で受け取った、体温たっぷりのリアルなメッセージは、間違いなく私の価値観を新しく塗り替える大きなエネルギーになりました。

投稿者

Taichi2020

2026/02/09 09:27

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