モテモテ王国建国へ!
味可誕生日企画 「Show me!-2025-」@錦糸町rebirth
開催日: 2025/12/26
Junkbarというバンドが掲げる「ロックで世界を変えたいわけじゃない、ただ一度でいいからモテモテになりたい」という、あまりにも正直で、それでいて切実な結成の動機に、同じ時代を生きる大人として言いようのない共感を覚えずにはいられません。世の中には、格好をつけたり、高尚な理想を掲げたりする表現者が溢れていますが、Junkbarの皆さんのように、自らの不器用さを認め、剥き出しの「欲」をエネルギーに変えて突き進む姿こそ、真の意味でロックンロールの核心を突いているのではないでしょうか。
「約束の場所モテモテ王国建国」という、一見すると突飛にも思える大きな目標。しかし、その根底にあるのは、誰かに認められたい、愛されたいという、人間なら誰もが心の奥底に抱えている普遍的な願いです。彼らがステージに立つとき、その「不器用な漢たち」が放つ音は、洗練されたスマートなものとは無縁かもしれません。しかし、泥臭く、必死に、ただ一度の「モテ」を信じて掻き鳴らされるギターや叩き出されるビートには、綺麗事ではない命の躍動が宿っています。その一生懸命な姿を観ていると、客席にいる私たちもまた、自分の中にある「格好悪い自分」を許し、共に笑い、拳を突き出すことができるのです。彼らが目指す「モテモテ王国」とは、単なる自己満足の場所ではなく、演者と観客が互いの剥き出しの魂を肯定し合える、最高に居心地の良いユートピアのような空間なのかもしれません。
錦糸町rebirthという、演者と観客の熱気がダイレクトに交差する場所で、Junkbarのパフォーマンスがどれほどの化学反応を起こすのか。味可さんの誕生日という特別な祝祭の場で、彼らがどれほど情熱的に「モテ」を勝ち取り、会場を一つにするのか、期待は膨らむばかりです。Junkbarの皆さん、自分たちの願いを信じ抜き、その不器用さを誇りを持って奏で続けてください。スマートに振る舞うことだけが格好良さではないことを、その魂を削るようなライブパフォーマンスで証明し続けてほしいのです。あなたがたが全力でステージを駆け抜け、汗を流し、その切実な願いを叫ぶとき、客席にいるすべての人は、間違いなくあなたたちの虜になっているはずです。
願いはきっとかなう。その言葉を信じて止まないあなたたちの姿は、同じように「いつか自分も」と願う人々の背中をそっと押してくれます。錦糸町の夜を最高に熱く、そして誰よりも「モテる」ステージに変えてください。約束の場所への建国に向けた、また新たな一歩となるこの日のライブが、Junkbarの歴史に刻まれる最高の瞬気になることを確信しています。これからもその真っ直ぐで愛すべき「不器用な魂」を信じて、全力で応援し続けます。最高の「Show me!」を、心から楽しみにしています!
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