柴田ヒロキさんはライブ活動をしながら、音楽を教える仕事にも長く関わっている方だと知り、自然と興味が湧きました。
音楽が発表するものだけでなく、人と共有するものとして続いてきたことが伝わってきたからです。

柴田さんは、東京や神奈川を中心に複数のカルチャースクールや音楽教室で活動されています。

同じ場所にとどまらず、いろいろな街で音楽に触れてきた経験は、きっとライブにも影響しているのだと思います。

いろんな年齢、いろんな目的を持つ人たちと向き合ってきたからこそ、聴く側の気持ちを置き去りにしない演奏になるのではないかと感じました。

今回のイベントは2マンライブということで、音や声そのものが伝わる時間になりそうです。

そういう場でどんな選曲をするのか、どんな雰囲気をつくるのか、とても楽しみです。

近い距離感の中で、言葉や音がまっすぐ届くライブになることを期待しています。

ライブだけを見ていると、その人がどんな時間を積み重ねてきたのかは分からないことも多いです。

でも柴田さんの場合、音楽を続けることそのものが日常の中に溶け込んでいる印象があります。

教えることも、演奏することも、どちらも同じくらい大切にしてきた姿勢が、ステージにも表れるのではないでしょうか。

まだ本番はこれからですが、静かに背中を押してくれるような演奏に出会える気がしています。

当日、その空間に集まる人たちにとって、少し気持ちが軽くなる時間になることを願って、柴田ヒロキさんを応援しています。