先日、「歌降る夜 vol.7」という配信イベントを視聴しました。会場となった池尻大橋#chord_というライブハウスは、配信越しにも伝わる、非常に洗練されたステージでした。こういうステージは、演者の魅力を一層引き立てますね。

今回は「未来の歌姫」特集ということで、すずきゆいさん、NAO ANNO(安納なお)さん、祈世麻里さん、ayakaLABOさん、姫野香織さん、虹空ひなたさんといった、ソロの女性シンガーの方々が出演されていました。

私は普段、アイドルグループのライブに行くことが多いのですが、こういうソロシンガーのイベントも「原石」を探す感覚があって楽しいものです。グループとは違い、たった一人でステージの空気を支配しなければならない。そのプレッシャーの中で、どれだけ自分を表現できるかが問われます。

皆さん、歌唱技術はもちろんですが、それ以上に「表情」や「立ち振る舞い」に注目して拝見しました。曲の世界観に入り込んでいる姿、オーディエンスに語りかけるような視線。グループでいえば「センター」を張るような、人を惹きつける「華」を持っている方が何人もいらっしゃいました。

特に、女性シンガー特有の繊細な表現は、見ているこちら側が「守ってあげたい」「応援したい」という気持ちにさせられます。これはアイドルにとって非常に重要な素質です。

「探せばこういった素敵なステージがある」というのは、本当にその通りですね。メジャーシーンにいなくても、輝いている「推せる」アーティストはたくさんいる。そう再確認できる、素晴らしいイベントでした。「歌が降る」というタイトル通り、たくさんの才能のシャワーを浴びた気分です。