宝来祐貴子さんの歌声を初めて拝見したとき、「すごく印象に残る方だな」と感じました。都内を中心に活動されているソロシンガーということで、アニソンから昭和歌謡まで幅広く歌われているそうですが、そのどれもが自然にご自身の色になっていて、思わず聴き入ってしまいました。特に低音の安定感が本当にしっかりしていて、動画越しでも安心して聴ける声だと感じました。YouTubeでいくつか歌われている動画を拝見したのですが、勢いのある歌声がとても魅力的で、アップテンポの曲ではまっすぐ力強く響いてきて、聴いているこちらまで元気をもらえるような気持ちになりました。「勝利に導いてくれそうな歌声」という表現がぴったりで、スポーツの応援ソングにもとても合いそうです。今回のテーマでもある“バレーボールのテーマソングを歌いたい”という目標にも深く共感でき、その夢を応援したくなりました。一方で、バラードでは優しく寄り添うような歌声になり、心がふっと落ち着くような雰囲気もありました。力強さだけでなく、感情を丁寧に伝える表現力もあって、シーンに合わせて声の表情を変えられる方だと感じました。ただ歌が上手いというだけでなく、人の気持ちに届く歌を歌われている印象です。SNSでは音楽活動だけでなく、バレーボール観戦の投稿も多く、ご本人が本当にバレーボールを好きで、その“好き”が原動力になっているのだと伝わってきました。将来は歌手としてより大きく活躍し、バレーボールのテーマソングを歌い、始球式に立つことが目標とのことで、その真っ直ぐな想いがとても素敵だと思います。タレント活動もされているとのことで、多方面で努力されている姿にも好感を持ちました。今回のオーディションで、宝来さんの歌声がより多くの方に届くことを願っています。力強くて勢いがありながら、優しさも感じられる歌声は、応援が必要な場面にもぴったりだと思います。これからのご活躍がとても楽しみです。