ミュージック=音楽。音楽って、「音」を「楽しむ」もの。肩書も関係ないし、過去どうだったかも関係ないし、年齢も、はじめても、ベテランも関係なく、「いま、ここ」で鳴ってる音を自由な心で楽しむのがきっと「音楽」。ステージ上のアーティスト自身だったり、オープンマイクの参加者自身がちゃんと楽しめているかがきっと大切なんだろうなー、それがみんなに自然と伝わってこそ、楽しさがシェアされるんだろうなー。…と真面目な前置きはさておき。

今回この「Music Share」というタイトルのイベントに、音を楽しむことにかけては誰にも負けちゃいない（？）この方が降臨。

来年2026年6月14日のホールワンマンにむけて、1本1本を大事にしながらアツいステージを見せてくれる柴田ヒロキさん！

同じ曲でも毎回少しずつアレンジ変えてくるので連続でライブを見ても飽きることがありません。その日のお天気、気温や湿度を判断して（かどうかは知りませんけど笑）、おっ、この小節は今日は伸びたがってるぞ、おもいっきりゆったり時間を取ろう…、ここの小節は跳ねたがってる、ここはスパイス多めかな〜、やっぱりこっちだ！と「音」に耳を傾け「適切」な判断を下しながら、音符たちのご機嫌をよみとって最大限引き出して、なんなら自分自身のご機嫌もよみとって、いちばん楽しい「最適解」を見せてくれる、もはやシェフみたいなアーティスト。いや、もしかしたら、感性で「楽しい〜！」って思える方向に自然と進んでいるだけで、実はなにも考えていないのかもしれませんが笑。

目で見て楽しい、耳で聴いても楽しい、心でも楽しめる音楽。柴田さん本人からあふれ出る「楽しい」がハンパなくて、みんなで分け合っても余っちゃうくらい。音楽ってこのくらい自由じゃないとねー、って思わせてくれます。

YoutubeやCD音源で聴くのも悪くはないけれど、柴田ヒロキさんの音楽は、お決まりのリズムで、譜面どおりに演奏されるのを聴くというタイプではないので、ぜひ現場で直接味わって、気まぐれシェフの熱量を受け取ってほしいな、って思うのです😊

そんな柴田さんが出演する次のMpaxx企画は8/1「いきぬきせんと〜」。同じく代々木アルティカセブンにて。