圧倒的な魅力を放つ普遍的なメロディー、それが彼女
【FINAL】OTONOVA2023
開催日: 2023/02/04
コロナによってバンドシーン、ライブハウスシーンが止まってしまった影響は音楽シーンに非常に影響が大きいと思う。
Keeの様なSSRを聴いたり、他のインディーズを見てて思うのは、「コロナ以前」の音楽シーンほどライブでの盛り上がりとか、ライブファンのコミュニティに依存していない、というかライブというパフォーマンスを仕方なく制限されて多くのミュージシャンは苦労と試行錯誤をせざるを得なくなった。
Keeの楽曲は例えるなら「金太郎飴」で、聴く人がどこから好きな様に切り取られても彼女らしさがあり、燦然とした魅力を放つ普遍的なメロディーを持っている。もちろんSNSで知った人もアルバムを手に取って聴いて頂いても裏切らないクオリティー。現に私がそうで、朝っぱらから聴いても、カーステレオで聴いても、寝しなに聴いても不思議と生命力が沸々と湧いてくるのを感じている。そうだ、普遍的な音楽とはこういう者なのだと強く実感。
そんな彼女の代表曲で結婚をする姉を想って作ったという「せかいいち」は人との繋がりを意識させ、また人として大切なこと想起させ、また彼女の心の深淵の懐の深さを感じさせ聴く者を安心させてくれる名曲。お世辞抜きで彼女の描く音楽は希望に満ちているということを感じさせるのだ。
YouTubeやSNSの拡がりで聴く者の心に刺さる、例えるなら心に寄り添う様な楽曲が成立する時代はかつてのオフコースを想起させる。LIVE然とした音楽ファンも、またミュージシャンもその方向性に向き直そうとしているのではないだろうか。衰退したと言われている音楽シーンだが、Keeの音楽はそんな時代に大きな力を与えてくれるに違いないだろう。
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