歌アーティストに惚れる瞬間、私の中では大体3種類あります。
①曲自体がいい
②素敵な声
③よく分からないけどとにかく圧倒される

理貴くんは、②ひたすら歌声に惚れました。
YOSHIKIオーディションでのYOSHIKIさんとの対面審査で聴いたXYが本当に素敵で！！
希望溢れる曲なのに、青空を舞っている羽のように柔らかくて透き通った声がどこか切なさを感じてしまい、いろいろ考えさせられたのを覚えています。

そして、自分の声質に素直に歌うところを尊敬しています。
あくまで私の経験ではありますが、アーティストを尊敬するがあまり、自分の声質に反して中途半端な物真似の歌い方になってしまうことがあります。

だけど、理貴くんはどんな時でも「川口理貴」の歌として歌える力を感じます。

それを特に感じたのは、YOSHIKIオーディションで披露した「紅」
YOSHIKIさんもあの歌声が忘れなれないとおっしゃっていました。
本当に短い時間の中での歌唱でしたが、インパクトが強くて強くて。
本家に寄せるのではなく、ちゃんと理貴風にアレンジされていて、アーティストととしてのブレない姿勢が出ていました。
オーディションを経た今では、そこに表現力がさらに上乗せされています。

私はどちらかというとヘヴィメタが好きで、ずっとがなり声ばかりなどを練習し、納得できない日々が続いていましたが、理貴くんを見ていると自分の声を生かした歌い方でいいんじゃないかと背中を押されました。

長くなりましたが、これからも「川口理貴」流を大切にして歌って頂けると嬉しいです。
これからも応援しています！

※追伸
こう見えると声だけが良い印象となってしまいましたが、ピッチだったりいわゆる歌のテクニックも使いこなしています。歌によっては唸り声とかも入っていて、そこもギャップポイントです。