→ レポートトップへ

ファンレポート
facebookXLINEHatena

応援していますね。

【予選C-1】Movie Grand Prix vol.22

開催日: 2025/11/08

現状リードしている「Elizabeth.eight」さんはこの予選一位の得票数を誇っています。
このまま逃げ切るのか、それとも・・・。


予選C-1ブロックの構図は、オーディションイベントにおける古典的かつ究極の命題、「完成度」対「成長性(ポテンシャル)」という対立軸が鮮明に表れているように感じられます。


「完成度」を代表するのが「Elizabeth.eight」さんです。 彼らの提出した作品は、演奏技術、楽曲の構成力、そして映像演出のすべてにおいて、すでにプロフェッショナルな領域に達していると評価できます。アダルトで洗練されたロックサウンドは、耳の肥えたリスナー層をも十分に満足させる説得力があります。「安心して推せる」という信頼感は、オーディションにおいて大きなアドバンテージとなるでしょう。


一方、「成長性」を代表するのが「Re:Flame」さんです。 彼らの作品は、技術的な洗練度という点ではElizabeth.eightさんには及ばない部分があるかもしれません。しかし、その等身大のストレートなロックサウンドと、飾り気のない映像からは、バンドを始めたばかりの頃のような純粋な「熱量(初期衝動)」が伝わってきます。 オーディエンスの中には、完成されたエンターテイメントを消費するだけでなく、アーティストが成長していく過程そのものを応援したい、という心理を持つ層が一定数存在します。Re:Flameさんは、そうした層の支持を集める可能性を秘めています。


また、情報が少なくミステリアスな「Cultboi」さんの存在も、この対立軸に新たな変数を加えています。 情報がないということは、先入観なしに純粋に「音」だけで評価されるということでもあります。彼の質の高いポップロックが、浮動票をどれだけ獲得できるかが、このブロックの台風の目となるかもしれません。


完成された実力者に票を投じるか、これからの成長に期待して投資するか。オーディエンスの投票行動の傾向を分析する上でも、非常に興味深いサンプルとなるブロックです。

投稿者

yssan

2025/11/08 18:28

オーディエンス参加型イベントメディア


Mudiaの楽しみ方

オーディエンス参加型イベントメディア

JASRAC許諾
第9022815001Y45037号