→ レポートトップへ

ファンレポート
facebookXLINEHatena

「今」が詰まった歌声と歌詞に、涙が出ました

【4年生部門予選】Acappella Grand Slam コロシアムリーグ

開催日: 2025/10/20

「Acappella Grand Slam」の4年生部門の予選動画を見ました。アカペラって、技術もすごいんですけど、私が注目したのは、彼らが「選んだ曲」と、その「歌い方」でした。


e.s.t.さん、紅涙さん、ムゲン逃行さん…30組以上のグループがいましたが、皆さん、選曲にすごく「意味」を感じたんです。 流行りの曲をただ歌うんじゃなくて、その曲の歌詞が、今の「4年生」である自分たちの気持ちにぴったり重なっているような。


例えば、仲間との絆を歌った曲や、未来への不安と希望を歌った曲。そういう曲を、彼ら自身が「当事者」として歌うから、オリジナルとはまた違う、ものすごい説得力が生まれるんです。 「ああ、この歌詞、今この瞬間の彼らのこと歌ってるんだな」って思ったら、もう涙が止まらなくて。


特に「咲き麗」さんや「金木犀」さん、「夜明けと夏の露」さんみたいな、日本語の響きを大切にしたバラードは、歌詞の一つひとつが情景と一緒に心に入ってきて、本当に感動しました。「うるう微積分学」さんみたいに、選曲自体がもうメッセージになっているようなグループもあって。


大学4年生って、人生の大きな岐路ですよね。就職活動だったり、卒業研究だったり、そして何より、この仲間たちともうすぐ離れ離れになるかもしれない…。 「これが最後のステージかもしれない」っていう切実な思いが、全部歌声に乗っていました。 技術がすごいのはもちろんですが、それ以上に、彼らの「心」が、歌詞を通して伝わってくるパフォーマンスばかりで、すごく胸が熱くなりました。自分の学生時代を思い出して、なんだか切なくなっちゃいました。


こんなにもアカペラグループが日本にいたなんて、本当に知らなかった。


きっとこれ以上に、素晴らしいグループやサークルがたくさんいて、彼らなりの全力で素晴らしい音を奏でているんだろうと思うととてもワクワクします。


 

投稿者

tmtmc

2025/10/29 18:49

オーディエンス参加型イベントメディア


Mudiaの楽しみ方

オーディエンス参加型イベントメディア

JASRAC許諾
第9022815001Y45037号