私は前回、ハクセンのライブを初めて観てからというもの、その衝撃がずっと心に残っています。たった3人とは思えないほどの音の厚み、息の合った演奏、そして何よりも魂をぶつけてくるようなパフォーマンス。ロックバンドとしての完成度の高さと、ステージ上で生まれる”今しかない”熱量が、本当にすごかった。

今日はエマジェンシー東京・東京第4大会という大切なオーディションライブだったのに、どうしても現地に行くことができず、正直、悔しさすら感じています。でも、前回のライブで感じた彼らの音楽の力を信じて、今は心から応援しています。ハクセンの音楽には、不思議と「自分ももう一度前に進んでみよう」と思わせてくれる力があります。誰しもが抱える葛藤やモヤモヤ、日々の中で埋もれてしまいそうな感情を、彼らの音が掘り起こして、叫びに変えてくれるような気がするんです。音だけで、こんなにも心を動かされるなんて…と、前回のライブを思い出すたびに、胸が熱くなります。

メンバー一人ひとりの存在感も抜群で、特にギターとボーカルを兼ねるフロントマンの表現力は圧倒的。力強くかき鳴らすギターと、それに負けない叫びのような歌声。あの姿を一度観たら忘れられません。そして、それを支えるベースとドラムの安定感と熱量もまた素晴らしい。彼ら3人の音が混ざり合った瞬間に生まれるグルーヴは唯一無二です。

今日はその音がまたどこかで響いていたんだなと思うと、いてもたってもいられない気持ちになります。本当は現地で「最高だったよ！」って伝えたかった。でも、このレポートを通して、少しでもその想いを届けられたら嬉しいです。

ハクセンは、まだまだ大きな舞台へ進むべきバンドです。そのポテンシャルと魅力は間違いなく本物。私のように、一度ライブを観ただけで心を掴まれてしまった人は、きっとこれからもっともっと増えていくはずです。

どうかこのオーディションで、ハクセンの音がさらに多くの人に届きますように。そして次こそは、またあの場所で、あの音を全身で浴びたいと思います。心から、応援しています！

そして何よりも、ハクセンの音楽には「生きてる実感」を与えてくれる力があります。うまくいかない日々の中でも、彼らの曲を聴くと「自分は自分でいいんだ」と思わせてくれる。そんな音楽に出会えたことは、私にとって奇跡のような体験でした。ライブに行けない日でも、心の中ではずっと彼らの音が鳴っています。ハクセン、あなたたちの音がこれからも多くの人の人生を照らしますように！