エマージェンザ・ジャパン2026東京予選。たくさんのバンドが登場する中で、ステージに現れた瞬間に「あ、この人たちは何かが違う！」と直感させてくれたのが、BEREDさんでした。

プロフィールにあった「Rock Starがスタジアムで輝いていた時代を彷彿とさせる」という言葉。正直、私はその時代をリアルタイムでは知りません。でも、BEREDさんのステージを観て、「ああ、お父さんやお母さんが熱狂していた『ロック』って、こんなにキラキラして、こんなに強かったんだ！」って、DNAが震えるような感覚になりました！

最近の音楽って、スマホで聴くのにぴったりな繊細な曲が多い気がするけど、BEREDさんの音はもっと広くて、もっとデカい。会場の壁を突き抜けて、本当のスタジアムまで届くんじゃないかっていうくらいの開放感がありました。 いわゆる「オーソドックスなロックスタイル」なんだけど、それが今の私には逆にめちゃくちゃ新鮮で。変に飾らない、真っ直ぐなギターの音とリズムが、心臓の鼓動と重なって本当に気持ちよかったです！

ロックってちょっと難しいイメージがあったけど、BEREDさんの曲はどれもメロディがすごく綺麗で、初めて聴いた私でもすぐに口ずさめそうなくらい「聴きやすさ」が抜群でした。 それってきっと、バックボーンにあるいろんな音楽のルーツを、彼らが高い演奏技術で完璧に消化しているからですよね。ボーカルの方の歌声も、力強いのにどこか優しくて、一瞬で耳を奪われちゃいました。1曲終わるごとに「もっと聴きたい！」って思わせる魅力は、まさにスターそのものでした。

エマージェンザは世界に繋がる大会。BEREDさんのあの堂々とした佇まいなら、ドイツの大きなステージで何万人もの観客を熱狂させている姿が、今から簡単に見えてしまいます。 「本物は時代を超えてカッコいい」。そんな当たり前のことを、BEREDさんは音とパフォーマンスで証明してくれました。

 BEREDの皆さん、最高に「エモくて熱い」時間をありがとうございました！ 私たちの世代にも「ロックってこんなにかっこいいんだよ！」って教えてくれるような、最強のロックスターになってください。予選突破、そしてその先の大きなステージまで、私は全力で追いかけ続けます！