「Acappella Grand Slam」の4年生部門の予選動画。正直、アカペラって、綺麗なハーモニーで静かに聴く「お上品」なものだと思って、完全にナメてました。

e.s.t.さん、紅涙さん、ムゲン逃行さん…30組以上？すごい数だな、と思いながら見始めたんですが、すぐに度肝を抜かれました。

なんだ、あのアカペラ。「うるさい」（もちろん、最高の褒め言葉です）じゃないですか！ 特に、ボイパとベース！あれ、本当に声なんですか？ バスドラの「ドン！」っていうアタック音とか、スネアの「スパン！」って抜ける音とか、完全にロックバンドのドラム[ロックバンドのドラマー]の音じゃないですか。 ベースも「ブンブン」うなってて、音圧がすごい。

だから、「DOPE」さんとか「烏丸FEVER」さん、「KICKIN'BOUGIE」さんみたいな、ロックやファンク系の曲が、もうめちゃくちゃカッコいい。ギターが鳴ってなくても、声のリズム隊だけで完全に「ロック」になってる。これには本当に驚きました。

もちろん、「咲き麗」さんとか「金木犀」さんみたいに、しっとり聴かせるグループのハーモニーの美しさもすごかったですよ。 でも、やっぱりロック好きとしては、声だけであそこまでの「迫力」と「音圧」を出せるっていう事実に、一番やられましたね。

これが「4年生」の「本気」なんですね。技術もすごいけど、それ以上に「絶対負けねえ」みたいな気迫が伝わってきて、見ていてスカッとしました。 いやー、アカペラに対するイメージが180度変わりました。めちゃくちゃアツい音楽でした。

憧れるけどマジで自分はできる気がしない笑

でもこういうふうに何人かで楽しみながら音を出すのめちゃくちゃよさそうですね。
落ち着いたらこういうのもやりたいな、と思う今日この頃。