昨今のアニメーションが映えるMVが光るアイドルグループ？のFandL、
謎多いが、優しく包み込むような歌が光るsaia_.、
コミカルなネーミングながらしっかりとした歌物ロックサウンドが光るヌードパンツ、
まっすぐなラップやポエトリーチックなボーカリゼーションが光るRudi Martin、
こちらも謎が多いながら、配信などで歌っている小夏みなみ、

と、しっかりとした音楽人（グループ）が集まった今回のイベント。

ロック要素や激しめなサウンドが細かく散りばめられた曲をもっている方も多く、
OTONOVAにぴったりのバトルが見られそう。

saia_.さんはApple Musicで一曲聞かせていただいたが、ヨルシカのような美しく、ミステリアスで、でも優しく包み込んでくれそうな独自の世界をもっていて、素晴らしい楽曲だった。

ヨルシカフォロワーの方は聞いてみることをお勧めしたい。
彼ら同様、ポップス、ロック、ファンクなどもマッチしそうで、洋楽にはない、日本時独自の繊細な楽曲性がとても似合いそうなシンガーだと感じました。

SNS全盛の昨今で、まだYouTubeにも動画一本というミステリアスさ。

まだ始めたばかりなのか、今後が気になるうちの一人だ。

音楽性も活動形態もさまざまなこのブロック。OTONOVAや、他のMudiaのオーデションを象徴するようで面白い。

こういうジャンルだから売れる、広まる、といったものがなくなった時代で、
本質的に良いものが人の心を掴んでいく、実力主義となったのだと思う。

昔とは違って、「このライブハウスにたったからCDがどれほど売れている」といった指標がない今、そんなものさしを自分自身たちで掴み取っていく次世代のアーティストがこのイベントから生まれることを切に祈っています。