うなる実力たち
【予選C-3】Movie Grand Prix vol.23
開催日: 2026/02/07
今回の「Movie Grand Prix vol.23 予選C-3」に参加されている皆さんのリストを眺めていると、一組ごとに放たれる空気の質感が全く違っていて、まるで知らない街の夜道を一歩ずつ進んでいくような、心地よい緊張感に包まれました✨
このブロックで、私の意識を一瞬で「別世界」へと連れて行ってくれたのがAATERです。 画面越しに伝わってくるダークでクールなアニメ調の映像は、ただのMVという枠を超えて、一つの完成された物語を浴びているような感覚。目まぐるしく変わる展開と、緻密に練られた歌詞の世界観に、気づけば息をするのも忘れて没入していました。まだ多くの謎に包まれていますが、その卓越したセンスが今後どんな景色を見せてくれるのか、期待で胸が熱くなります。
続いて、張り詰めた心を優しく解きほぐしてくれたのが影夏さん。 彼女の歌声は、まるで静かな湖畔に広がる朝霧のような、儚くて凛とした美しさがありますね。バラードが似合う清純な佇まいの中に、ふとした瞬間に覗く切なさや孤独。その繊細な響きに触れていると、自分の中にある名前のない感情をそっと肯定してもらえるような気がして、ゆったりとした時間の流れに身を任せたくなりました。
また、ピアノ一台でこのステージに挑む佐藤 正代さんの存在感にも、静かな感動を覚えました。 64歳のピアニストというキャリアが生み出す、深みのある音色。多くの情報はないけれど、指先から紡ぎ出される一音一音に宿る確かな経験と情熱は、言葉以上に雄弁に何かを語りかけてくるようで、その熟練の表現を真っ直ぐに受け止めたいと感じました。
最後は、甘くノスタルジックな空気を纏った狐の嫁入り前さん。 夜のしじまに溶け込んでいくような男性ボーカルの歌声が、エモいメロディと重なって、聴いている側の心の隙間を埋めてくれる感覚があります。まさに「夜」という時間を自分たちの色に染め上げるような、そんな不思議な親密さがあって、気づけばその穏やかなサウンドスケープの中にどっぷりと浸りきっていました。
誰かの真似をすることなく、自分たちが信じる「表現」をひたむきに形にする。そんな皆さんの誠実な挑戦の数々に触れて、私自身もたくさんの勇気をもらった気がします。
画面から溢れ出す、それぞれのアーティストの体温を感じるようなリアルな熱量。それがどのような形で結実し、観る人の心に刻まれていくのか。その決定的な瞬間を、一人の目撃者として、最後の一瞬まで大切に味わい尽くしたいと思います。
みなさんファイト🔥
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