百鬼夜行を率いた主人公の覚悟の映画
Elizabeth.eight出演! Gold Sounds SHU 生誕後夜祭 day.3 『風神雷神』 @浅草Gold Sounds
開催日: 2025/09/14
ライブには必ずと言っていい、セットリストが存在する。
様々な思考を凝らして考え、起承転結を組み立てセットリストという物語を完成させるわけだけど
俺は映画としてバンドを見たり、セットリストを覗いたりする。
今回ゼルバニア(ベスハチファンの総称)の皆様とは違った目線でレポートを上げさせて頂こうと思う。
9/14
Asakusa Gold Sounds
「風神雷神」
セットリスト
1.シャンブルズ
2.ロットガットで飛んだ
3.ミッドナイトアウトサイダー
4.アインシュタインの果実
5.アイアンガール
6.あたしバンドマン
ベスハチのセットリストは物語性が強く、刺激的だと毎回思う。
セットリストから良き映画が脳内を感性のまま頭を駆け巡る。
今回のレポートはセットリストからできた「映画」を語っていこう。
1.シャンブルズ
百鬼夜行の大行列を率いた主人公をこのセットリストから汲み取る。
言葉は強め、でも何があっても離れていかない仲間たちが沢山いる。
敵と判断した相手には牙を向ける、仲間とは地獄まで共に…
2.ロットガットで飛んだ
そんな主役でも誰にも見向きされない時期もあった。
「甘い飴ちゃんをあげればこっちを向いてくれる?…違う!!そうじゃない!!」
振り向いてもらいたい、でもやり方が分からない。
今は多くを率いる大総統にも真逆の時代があった。
3.ミッドナイトアウトサイダー
4.アインシュタインの果実
誰にも振り向いてもらえないながら、それでも恋をする。
とても悪い男と恋をする。
ライダースにポールモールの香り、気まぐれな人でも恋をした。
でも上手くいかない…自分が居て見えてる世界が明らかに違う。
遊び方も何かを探す時も、何か違う…明らかに違う、何かが。
5.アイアンガール
上手くいかない、最愛だと思った人も居ない。
自分は人と何ががきっと違う…
だから決意を固めていく。
合わせるのではなく、背を向けられるのを怖がるのでもなく
「自分1人、強くなる。」
ただただ強く、他人にも自分にも負けない鋼の精神で前へ、前へ。
6.あたしバンドマン
そんな彼女も今では積み重ねを続け百鬼夜行の大行列を率いるボス。
強い仲間もカッコイイやつも魅力的なやつも、何でもござれ。
それでも気付いている。
「最後は…1人だ」
自分がなりたかった何者かになれたのか?
望んだ世界はこれだったのか?
ただ1つ解ってる答えは「最後は1人」
今こうして皆の前に立っていることも
拳を上げてることも
強い女であることも
正解なのかは解らない
解らないが
後悔はひとつもない。
最後、1人になるその時まで…信じた者達と共に。
…とこんな感じにいつもライブやセットリストを見てるわけです。
Elizabeth.eightの曲はもちろんライブやセットリストの世界観はとてつもない没入感がある。
俺がセットリストから描いた世界はベスハチの意とは違うかもしれない。
多分違う。
でも見たり聴いたりした受け取り側がいとも容易く頭で物語を組み立てられる程の世界観をベスハチは持っている。
その事自体がとてつもない、簡単な事じゃない。
ベスハチをこの瞬間に知った方には是非曲を聴いたりライブを観たりして俺の言う没入感を体験して欲しい。
ベスハチをこよなく愛してる皆様は曲やライブの新しい没入感として読み取って欲しい。
ベスハチは
「映画のようなバンド」
ではなく
「映画そのもの」
俺はそう思ってる。
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