優勝を勝ち取れば、ドイツの野外フェスTaubertal Festival世界決勝へ進出できるという、アーティストにとってまさに夢のような舞台。大きな挑戦だと思いますし、エマージェンザは世界最大級のインディーズ・アーティストのライブ・コンテストということで個性豊かなアーティストがたくさんエントリーされてますね！

予選にどんなアーティストが出場するのかなと思い、アーティストのみなさんのホームページやYouTube、X、TikTokなどのSNSを可能な限り拝見しました。

予選第2戦で特に印象的だったのは、対照的な魅力を持つ二組のバンドでした。

まずは、『オプティミスト』さん。彼らのパフォーマンスはものすごいエネルギーを感じますね。私がYouTubeで聞いてみた楽曲はメッセージ性の強い歌詞と、魂を削るような熱量のこもったパフォーマンスに、思わず画面の前で拳を握ってしまうような。そんな感覚のものばかりでした。今の時代、何を信じて生きるべきか、生きづらいと感じる部分もある世の中ですが、等身大の歌詞が心に沁みました。自分自身の葛藤に深く突き刺さるものがありました。彼らの音楽は「共鳴」を生み出していたように感じます。彼らが大型フェスの大舞台で、観客全員を巻き込んで熱狂させる姿を想像すると、ワクワクします。『ウィーアーGO！！』とても素敵な楽曲です。

そしてもう一組、癒しと洗練された技術で魅了されたのが『cocoon experiences』さん。彼らの音楽は、まるで広大なアメリカの田舎道をドライブしているかのような、心地よい風景を目の前に広がります。インストゥルメンタルでありながら、一音一音に感情が込められており、楽器ひとつひとつの音色が、日々の喧騒を忘れさせてくれるような温かさを感じます。『陽炎』という楽曲が個人的にお気に入りです。フェスの昼下がりのステージで演奏すれば、会場全体が穏やかな癒しの空間に包まれるのではないかと思います。

予選ライブは池袋で開催されるということなので、みなさんが本来の力を存分に発揮できるといいなと思います。

応援してます！

頑張って下さい！