OTONOVA2026 セミファイナルFブロック進出、おめでとうございます。
高校生の立場から書かせてもらいますが、Worldwide Pro Golfersさんの音楽は、最初に聴いたときに「自分の知らない世界だ」と感じさせられました。シティポップというジャンルは名前だけ知っている程度でしたが、音が流れた瞬間に一気に引き込まれて、気づいたら最後まで集中して聴いていました。

R&Bやファンクをルーツにしているというのがすごく伝わってきて、リズムがとても心地よかったです。激しい音で盛り上げるわけではないのに、自然と体が揺れてしまう感じがあって、音楽ってこうやって楽しむものなんだなと新しい発見がありました。全体的に落ち着いていて大人っぽいのに、冷たさはなくて、むしろ温度のある演奏だと感じました。

特に印象に残ったのは、演奏に余裕があるところです。プロフィールにあるように、平日は仕事をしながら音楽を続けているとのことですが、そんな忙しさをまったく感じさせないのがすごいと思いました。音が丁寧で、無理をしていない感じがして、「音楽を長く続けてきた人たちなんだな」という信頼感があります。

高校生の自分からすると、社会人になっても音楽を続けて、しかもバンドとして形にしている姿はとてもかっこよく見えます。夢とか好きなことって、年齢が上がると難しくなるイメージがありましたが、Worldwide Pro Golfersさんの音楽を聴いて、続けることの大切さを教えてもらった気がしました。

勉強で疲れた夜や、少し大人な気分になりたいときに聴きたくなる音楽です。OTONOVA2026のセミファイナルを通して、もっと多くの人にこのバンドの魅力が伝わってほしいと思います。これからのステージも、心から応援しています。