KANAさんがソロ活動を始めたのは2022年の10月。それって、私たちが中学生から高校生になるくらいの、すごく長くて濃い時間ですよね。プロフィールの「月に1〜2回のライブ」という言葉を見て、最初は「もっとたくさんやればいいのに！」なんて勝手に思っちゃったけど、ライブを観終わった今は、その考えが180度変わりました。KANAさんにとってのライブは、数を目指すためのものじゃなくて、一回一回を宝物みたいに丁寧に届けるための「大切な場所」なんだなって、その歌声を聴いて確信したからです。

KANAさんのステージには、無理に自分を大きく見せようとする気負いが全くありませんでした。真っ直ぐで透明感のある歌声は、まるで隣に座ってそっと話しかけてくれているような安心感があって。 SNSを開けば「毎日投稿！」とか「バズらなきゃ！」って言葉が溢れていて、何かに追い越されそうな不安を感じる毎日だけど、KANAさんの歌を聴いていると、「自分のペースでいいんだよ」って背中を撫でてもらっているような気分になりました。派手な演出がなくても、心に直接届くメロディと歌詞。それこそが、3年間コツコツと積み上げてきた彼女にしか出せない「深み」なんだと思います。

10代の私から見て、自分の好きなことを3年も続けて、今もこうしてステージで輝いているKANAさんは、最高にカッコいい「憧れの先輩」です。大人になると、仕事や生活で夢を諦めちゃう人も多いって聞くけれど、KANAさんは「自分のリズム」をちゃんと持って、自分を大切にしながら音楽を楽しんでいる。その凛とした姿は、将来に迷っている私にとって、すごく大きな勇気になりました。

月に1〜2回という頻度は、ファンの方にとっても「今月もKANAさんに会える！」という特別なご褒美みたいな時間なんだろうな、と会場の一体感を見て感じました。阿佐ヶ谷の夜を優しく彩るKANAさんの魔法。一度かかったら、次のライブが待ち遠しくてたまらなくなっちゃいますね。

KANAさん、心がポカポカする最高の時間を本当にありがとうございました！これからも、その透明な歌声と優しい笑顔で、私たちの心を癒やし続けてください。KANAさんが自分のペースで紡いでいくこれからの物語を、私もずっと応援していきたいです！