"音楽で表現する平凡の追及について"を、配信から日が経ってしまいましたが、ようやく視聴しました。

相変わらずイチケンさんの鋭い視点によるインタビュー。

そてのソロさんを知らない私にも、人となりから音楽性まで理解が深まりました。

「休日パンクロック」の深掘りから始まり、そてのソロさんがテーマとしている「平凡」とは何かと、とても濃い内容を聞く事ができました。

「何もしない休日」は結構誰もが経験している"平凡"で、それを如何にカッコよくみせるか……。

という話を聞いて抱いたイメージは、後半に進むに従いどんどん興味深いものに。

平凡というテーマの中から生まれる表現の鋭さというか豊かさに驚かされます。

平凡とは。

私なりに番組から読み取った印象では、ショッキングな事件や思いがけない出来事ですら、世間や世界といった視点では常々起こり得るもの。

それは広い意味で平凡と呼べるという事なのだろうと感じました。

そういうものを捉えて楽曲にする、そてのソロさんのセンスがすごいですね。

例えるなら何でもない風景の中にも珍しい石が転がっていたり、虫が獲物を捕らえていたり、季節外れの花が咲いている。

そういうものを見つける感性が強い人なんだろうなと思いました。

素敵な番組内容でした。ありがとうございました！