どうでっか!
【予選B-3】水都音楽祭2026 オンラインオーディション
開催日: 2026/08/01
音楽には、ジャンルという名前をつけることで見えやすくなる魅力があります。一方で、ジャンルだけでは説明しきれない音楽もあります。DooDeeCaaは、まさに後者の面白さを持った存在です。
関西を拠点に活動するインストゥルメンタルバンド、DooDeeCaa。DUB、Reggae、Afrobeat、Drum’n Bassなど、異なる背景を持つ音楽を取り込みながら、それらを単純に並べるのではなく、バンドとしてのグルーヴへと組み上げています。トランペット、キーボード、ドラム、エレクトロニクスが交差することで生まれるサウンドは、音源だけで完結するものではありません。身体で感じるビートと、耳を惹きつけるメロディ、そして空間そのものを変えていくような音の広がりが共存しています。
特に興味深いのは、DooDeeCaaの音楽が「踊れる」と「聴き込める」を同時に成立させているところです。ビートに身を任せて楽しむこともできれば、音の重なりや展開に耳を向けることで、また違った表情が見えてくる。ダンスミュージックの高揚感と、生演奏ならではの揺らぎや即興性が同じ空間に存在しているからこそ、聴く人によって感じ方が変わる余白があります。2026年3月には1st EP「Parallax Echoes」をリリース。「Shatta Upper」「Push Aside」「Floating Memories」「Echoes of the Sun」「Silence for Liberation」の5曲を収録した作品で、DooDeeCaaが持つ幅広い音楽性を一つの作品として感じられる内容になっています。
そしてDooDeeCaaを語るうえで外せないのがライブです。2026年には「Parallax Echoes」のリリースツアーも展開し、大阪だけでなく東京を含む複数の会場へ活動の場を広げています。ジャンルの異なるアーティストとも共演しながら、自分たちの音をさまざまなシーンへ届けていることも、DooDeeCaaというバンドの現在地を感じさせます。
さらに、2026年7月には大阪・緑橋の戦国大統領でライブ出演が予定されるなど、現在も関西のライブシーンで精力的に活動しています。
DooDeeCaaの魅力は、決まった型に収まることではありません。いくつもの音楽的要素を取り込みながら、それをライブという現場で変化させ、聴く人の身体と感覚に直接届けていく。その音楽は、ジャンルの境界線を越えていくというより、そもそも境界線を意識させないほど自然に混ざり合っています。
これからさらに活動のフィールドが広がれば、DooDeeCaaの音楽に初めて触れる人も増えていくはずです。音源で感じたグルーヴがライブではどう姿を変えるのか。そして、次にどんな音を鳴らしていくのか。
まだまだ先が楽しみなDooDeeCaaをぜひ。
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