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ONLINE CRST

【予選A-1】Movie Grand Prix vol.23

開催日: 2026/02/07

彼らが出ると聞いて。


彼らの音楽との初めての出会いはYouTube動画を漁りつつ、ランダム再生して過ごしていたのですがふと、ある一節が耳に刺さって離れなくなりました。


今回は、ミステリアスな存在感を放つCRSTの楽曲について、今の私の心に響いた瞬間を綴りたいと思います。


何より心に深く沈み込んできたのは、その歌詞の美しさと切実さです。


「踏みだそうとすれば 深く沈み とどまろうとすれば 遠く流され」


このフレーズを聴いた瞬間、胸が締め付けられるような感覚になりました。前に進もうと足掻けば底なしの沼に沈んでいくようで、かと言って立ち止まることさえ許されず、どこか遠くへ流されていってしまう。そんな、前にも後ろにも進めずに立ち尽くしている瞬間の「どうしようもなさ」を、これほどまでに秀逸に言い当てた表現があるでしょうか。


この歌は、決して具体的な「何か」を指し示しているわけではありません。だからこそ、聴く者それぞれが抱える「大切な誰か」や「失いたくない何か」を、その余白に重ね合わせることができるのだと感じます。失われゆくものを前にして、無力感に苛まれながらも、それでも抗い続けずにはいられない。そんな緻密に描写された感情の揺らぎが、動画を通じて静かに、けれど強く伝わってきます。


サウンドの面では、アニソンのようなキャッチーな疾走感があり、一気にその世界観に引き込まれる力があります。ボーカルの方の、甘さと力強さが同居した歌声も非常に魅力的で、切実な歌詞をより鮮明に際立たせていました。


アーティストの詳しい背景はまだ謎に包まれていますが、今回の予選を通じて出会えたこの楽曲の深さに、もっと他の作品も聴いてみたいという期待が膨らみます。精力的に活動を続けて、また新しい「心の欠片」を見せてほしい。そう願わずにはいられない、静かな衝撃を与えてくれた出会いでした。

投稿者

tmtmc

2026/02/04 13:55

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