KuLUさんの名前を目にすると、いつも静かなあたたかさのようなものを感じます。大きな音で主張するのではなく、自然と心に残る存在感。セミファイナルという場所に進んだ今も、その印象は変わらず、むしろより深くなっているように思います。

日々の発信や活動から伝わってくるのは、「続けること」を大切にしてきた姿勢です。

特別な言葉を並べなくても、音楽と向き合う時間や、応援してくれる人へのまなざしがきちんと感じられて、見ている側の心が穏やかになります。無理をして背伸びをしている感じがなく、等身大のまま前に進んでいるところが、とても素敵だと感じています。

KuLUさんの魅力は、結果よりも過程に表れている気がします。一歩一歩を丁寧に積み重ねてきたからこそ、今この場所に立っている。その事実が、何よりも説得力を持っています。派手さや話題性だけではなく、日常の中で音楽を大切に育ててきたことが、自然と伝わってくるのです。

高校生という立場でありながら、自分たちの世界をきちんと持ち、発信し続けている姿は、とてもまぶしく感じます。若さゆえの勢いだけではなく、落ち着いた芯の強さのようなものがあって、それがKuLUらしさなのだと思います。見ている人に安心感を与えながらも、確かに前へ進んでいる。そのバランスが心地よいです。

セミファイナルは決して簡単な舞台ではありませんが、ここまで歩いてきた道のりそのものが、KuLUさんの力を物語っています。周りと比べるのではなく、自分たちの歩幅で進んできたからこそ、今のKuLUさんがあるのだと思います。

これから先、どんな結果になったとしても、KuLUさんが積み重ねてきた時間や想いは決して消えません。音楽を大切にし、人とのつながりを大事にしてきた姿勢は、これからも多くの人の心に届いていくはずです。セミファイナルの舞台でも、KuLUさんらしい空気がそのまま広がっていくことを、優しい気持ちで見守り、応援しています。