中村椋さんの演奏を知ったのは、友達がライブに誘ってくれたときでした。友達がずっと「絶対面白いから見に行こう」と言ってくれたので、ちょっと興味を持っていました。中村椋さんはステージの中央でギターを手にしていて、横にはレーザーハープが置かれていました。自分で演奏しながら歌う姿は、写真や動画で見るよりもずっと迫力があって、思わず見入ってしまいました。

彼の音楽は、聞いた瞬間に不思議な感覚に包まれました。ギターの音とレーザーハープの光る音色が重なり合って、普通のバンドでは出せない空間が生まれていました。曲の途中でベースも弾きながら歌うシーンがあって、少ない人数でこれだけ豊かに音を作れるんだと感心しました。歌詞もどこか文学的で、聞きながら自然と想像の世界に入り込んでしまいました。

ライブ全体を通して感じたのは、椋さんが自分の音楽にすごく真剣だということです。曲と曲の間の少しした話し方や笑顔にも、人柄が出ていて、見ているこちらも自然に引き込まれました。友達が言っていた「面白い」という意味がやっとわかりました。音楽だけでなく、ステージ全体で魅せる力がある人だなと思いました。

これからも、中村椋さんの演奏をいろいろな場所で見てみたいです。少人数でも迫力のあるステージを作る彼の姿は、見る人にとっても新しい発見になると思います。学生の自分にはまだ理解しきれない部分もあるけれど、それでも純粋に「すごい」と感じられる音楽でした。エマージェンザ・ジャパン2026東京予選第3戦も楽しみにしています。頑張って下さい。