仕事で少し嫌なことがあって、心がざわざわして眠れない夜。そんな時に、ふとMudiaを開いて「Movie Grand Prix vol.22」の予選B-2ブロックのアーティストさんたちを聴いてみました。 そうしたら、今の私の気分にぴったりの、素敵な音楽に出会えて、少し救われた気持ちになりました。

一番心に残ったのが、「狐の嫁入り前」さんというアーティストです。

お名前が少し不思議で、どんな音楽なんだろう？と気になって聴いてみたのですが、流れてきたのは、とってもオシャレで、少し気怠げな、夜の空気に溶け込むようなサウンドでした。

ゆったりとしたリズムに、少し冷たい感じの電子音が心地よくて…。

そして、そこで歌っている男性のボーカルの方の声が、すごく柔らかくて素敵なんです。

冷たい都会の夜に、温かいココアを飲んでいるような、そんな不思議な安心感がありました。

ネオンが滲む雨の日の夜に、窓の外を眺めながらずっと聴いていたいような、そんな素敵な世界観でした。

映像もそれが表現されていて素晴らしかったです！

あとは、真昼のうたた寝さんも爽やかで木漏れ日がさしこむようなポップソングで好きでした。
AIのイラストかな？ぴったりでしたね。

ありすみさんは歌謡曲っぽい、いい意味での暗さと湿り気が素敵な色気を放っていて、
最近でもこういう音楽をクオリティ高くやる子がいるんだな、と感じちゃいました。

独自の世界観を今後も磨いて、頑張ってほしいです。

Cultboiさんも素敵でした。

こちらは狐の嫁入り前さんとは対照的に、すごくカラッとした、爽やかなロックサウンドでした。 普段はあまり激しい曲は聴かない私ですが、Cultboiさんの音楽は、不思議と耳が痛くなりませんでした。 ボーカルの方の声が、力んでいる感じがなくて、飄々としているからかもしれません。 今の季節、晴れた日の朝に聴いたら、すごく気持ちよく一日を始められそうだな、と思いました。

素敵なアーティストさんたちに出会えて、ざわざわしていた心もいつの間にか落ち着いていました。 音楽の力ってすごいですね。投票が始まったら、その時の気分に合わせて応援したいなと思います。