新たな音楽シーズンを切り開く孤高のエモバンド【At Last.】
町田CLASSIX × OTONOVA 会場予選B
開催日: 2025/10/01
2024年9月頃から本確スタートした新生バンド、At Last.の魅力について語っていきたい。
正式メンバーは3人で、現在ベーシストがサポートメンバーとなっており、主に箱ライブを転々と活動している。
彼らの音楽の武器はなんと言っても演奏力の高さ、楽曲の良さである。
まず、彼らの代表曲であり、初の自主企画の看板名にもなった「泣き色の夜」
キャッチーなメロに対してソカビートを駆使した会場を乗らせるビートに、彼らの特徴であるエモサウンドを作り上げるギターの美しいディレイとリバーブ、これらをいちど生で聞けば、その虜にならないことはないだろう。
私が特に押したい曲は、全てと言いたいところだが、「記憶」と「ハイウェイ」である。
前者、記憶は王道ながら変則的な曲展開がまさにAt Last.を象徴しているものでもあり、まず楽曲から惚れてしまうだろう。また、この曲ではVo.うるみの声が特に光っている。key=Cという真っ直ぐな曲調故に、彼女の女性ボーカルとしてのレベルの高さがより照り輝いている。ぜひ一度聞いていただきたい。
そして後者、ハイウェイ
超速BPMで、盛り上げ役を担う曲。この曲も曲展開を王道と見せかけて中々の変則、4人体制を活かした楽器のプレイングが多く見られる。この曲はただ盛り上がるだけでなく、しっかりとギターアルペジオなどで緩急が作られている。それ故にサビの爆発力は凄まじい。ラスサビ前のドラムの爆発力はコンポーザーであるDr.てらだがこのバンドを支えている軸であることが体に伝わってくる。
描き進めると止まらなくなるくらい魅力的なバンドであるため、この先が気になるに人は必ずライブに足を運び、演奏を聞くことをオススメする。
新たなバンドシーズンは、もう既に始まっているのだ。
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