予選C-3「BSドラマ主題歌オーディション2026」に参加したレポートを、心からのお祝いとともにお届けします。

この度は、LUNAさんの予選C-3突破、そして見事セミファイナル進出、本当におめでとうございます！ このオーディションを通じて、あなたというアーティストを知ることができて、とても嬉しいです。

まず、LUNAさんのもつ特長について。

情感豊かな歌声：切なさ、温かさ、ドラマの物語性を感じさせる声の表現力。予選ステージでも、その声だけで情景が浮かぶようでした。

幅広いジャンルをこなす柔軟性：ポップ・バラード・R&B的要素などを取り入れ、自分のスタイルを活かしつつ、主題歌として必要なドラマ性や共感性を持たせられるアーティスト。

作詞・作曲あるいは楽曲選びにおけるオリジナリティ：自分の世界観を持っていること。ドラマ主題歌は物語を補完する存在ですから、LUNAさんが既に見せている「聴く人の心に残るメロディ」「歌詞の繊細さ・情景描写力」は大きな武器になると思います。

続いて、オリジナル曲について私が感じたことを。

「前に」について

「前に」は、おそらく過去の経験や思い出、あるいはドラマで言えば“その前日”“原点”を振り返るようなテーマを持つバラード／ミディアムテンポの楽曲だと思います。歌詞には後悔、希望、そして再出発への意志が感じられ、聴く者に共感と安心を与える構成。メロディがきれいで、サビの高まり‐クライマックスでの声の揺らぎや抑揚が印象的です。ドラマのラストシーンや挿入歌として使われても強く心に残る「前に」のように感じました。

「私だけ」について

「私だけ」は、よりパーソナルで芯のある楽曲。自分自身の感情、自分だけの思いを歌うストレートな表現が魅力です。アレンジがシンプルかつ効果的で、歌声を前面に出している部分と、コーラスやバックトラックでドラマティックな広がりを持たせる部分のバランスがとても良い。リズムやビートの使い方、間のとり方など、“主題歌”としてドラマの始まりや予告、あるいは転機のシーンを引き立たせる力があります。

これらの曲から見えてくるのは、ドラマ主題歌として必要な「物語を語る力」「聴く人の感情を揺さぶる力」「主人公の心情に寄り添える表現」です。LUNAさんにはこれらが備わっており、主題歌を任されるアーティストとして十分に期待が持てます。

最後になりますが、セミファイナルでのご活躍を心から祈っています。応援しています！

改めて、予選C-3突破おめでとうございます。セミファイナルでも輝き続けてください、LUNAさん！