Worldwide Pro Golfersというバンドに夢中になりそうです。

あさがやガールズコレクションと同じく、このOTONOVAもMudia上でよく見るイベントで、さまざまなアーティストがしのぎをけずる場所だということを理解しており、今回もどんなアーティストがみれるか楽しみにしていました。

Worldwide Pro Golfersさんは、その中で一際光っていました。

ボーカルの女性の、アンニュイでいて奥深い、大人な味わいを感じる歌唱。

昼下がりの人気のないカフェで木漏れ日を浴びて聞きたいような、
肌寒くなった枯葉舞う公園が似合うような、

そんなまったりとした柔らかさと、切なくて胸が締め付けられるような苦味も感じるような素晴らしい歌声でした。

YouTubeでは東京事変などの、ジャズやフュージョンをベースとした音楽性のバンドのカバーなどをあげられていましたが、Tiktokを拝見すると昨今の流行りのポップスミュージックもカバーされていて、こちらも別の視点で魅力を発見できました。

でもやはり、ゆったりとしたリズムでじっくり歌を聴かせるような楽曲が一番映えていたように思います。

そして感じたのが、このOTONOVAというイベントも、まさに令和の「ASAYAN」なのではないか、ということ。

Worldwide Pro Golfersのようなレベルの高く、大きな魅力を持っていながら、失礼ながらまだほとんどの人が知らずにいる逸材が、「本気度」と「熱量」だけを頼りに這い上がる。
「未来のスター発掘」という言葉が、ただのキャッチコピーではなく、現実のものとして迫ってくるように感じます。

他の出演者も随時見ていますが、最近の人たちは本当に質の高い音楽をやってらっしゃると感じます。

しっとりと独自の曲と歌を聴かせる葉子さん、Marchさん、魁人 Kiteさんといったシンガーの面々や、

熱いロックサウンドをきかせるRe:Flameさん。
シンガーもバンドもユニットも出演するようですね。

これもまた、90年代のJ-POPチャートを彷彿とさせる。Mr.Childrenのようなバンドも、DREAMS COME TRUEのようなユニットも、中島みゆきのようなソロシンガーも、同じ土俵でミリオンヒットを競い合っていたときのことを思い出させます。

令和のスター誕生を楽しみにしています。