今回のsonar-u communityのセッションは、歌詞というテーマを改めて深く考えさせられる内容でした。kapuさんの制作スタイルや言葉に対する向き合い方は、表現者として非常に示唆に富んでいたと感じます。

歌詞とメロディーが同時に生まれるという話は、感覚的でありながらも、日々の積み重ねによって培われた表現力の賜物だと思いました。言葉から広がる情景を大切にすることで、聴き手の想像力を自然と引き出す楽曲が生まれるのだと納得しました。

また、自分の想いを押し付けないという考え方は、非常に成熟した表現者の姿勢だと感じます。伝えたいことを語りすぎないからこそ、聴く側が自由に解釈し、自分自身の物語として受け取ることができる。そのバランス感覚こそが、kapuさんの言葉の強さなのだと思います。

技術論だけではなく、表現の在り方そのものに触れられる、非常に価値のある時間でした。