OTONOVA 2026セミファイナルBのステージ。ここで、誰も見たことのない独自の音楽を鳴らそうとしているのが、都内を中心に活動する4ピースバンド「Emptea」です。

2023年元旦に結成されたEmpteaですが、彼らの物語がより強固なものになったのは、2025年8月のことでした。メンバーチェンジを経て、Key.Gt.Vo.のShihoさん、Ba.Souraさん、Dr.Ruliさん、そしてサポートGt.の佐藤うりさんという現在の編成となり、音の厚みも覚悟の重さも、格段に進化を遂げました。

Empteaの最大の魅力は、その編成のユニークさと、そこから生み出される「Empteaサウンド」にあります。フロントマンのShihoさんが鍵盤とギターの両方を操り、ボーカルとして中心に立つ。このスタイルが生み出す色彩豊かなメロディは、時に繊細で、時に牙を剥くような鋭さを持っています。メンバーそれぞれが異なる音楽的ルーツを持ち寄り、それらをぶつけ合い、融合させることで生まれる楽曲たちは、既存のジャンルの枠には決して収まりません。

YouTubeで公開されているMVでも、その洗練された世界観を感じることはできますが、彼らの真価はやはり「ライブ」にあります。

「ライブでは120%のパフォーマンスが会場を一気に熱気で包み込む」。プロフィールにあるこの言葉は、決して誇張ではありません。新体制となって数ヶ月、メンバー間の結束はより強まり、音の「呼吸」が完璧に合い始めています。ステージに上がった瞬間に放たれる圧倒的な熱量、そして観客の心に直接訴えかけるようなエモーショナルな演奏。それは、音源を聴くだけでは味わえない、会場にいる全員を強制的に巻き込んでいく「音楽のうねり」そのものです。

今回のセミファイナルBという大舞台は、彼らにとって新たな伝説の幕開けになるはずです。体制が変わったばかりの「今」だからこそ出せる、爆発的なエネルギーと瑞々しさ。それを一番良い状態で体感できる私たちは、本当に幸運だと言えるでしょう。

Empteaという名前が、これからさらに多くの音楽ファンの心に刻まれていく。その瞬間の目撃者として、私たちは彼らを全力で押し上げたい。120%の熱量でぶつかってくる彼らに対し、私たちも120%の応援で応えようではありませんか。

Shiho、Soura、Ruli、そして佐藤うり。この4人が鳴らす、唯一無二のEmpteaサウンドが、セミファイナルの会場を鮮やかな色に染め上げることを確信しています。

Empteaさん！頑張ってください！自分たちの音楽を信じて、最高の景色を掴み取ってください！