予選Cブロック、最後の投票のデッドヒートもすごかったですが、楽曲のバラエティの豊かさにも驚かされました！ 新しい発見がたくさんあって、聴いていてワクワクが止まりませんでした。

まず、すごく新鮮だったのが「レイジママン」さんです。 サウンドメイクが、あえて「昭和感」を出しているというか、レトロな雰囲気が漂っていて。 でも、それが古臭いんじゃなくて、今の時代に聴くと逆にすごく「斬新」でカッコいいんです！ 歌詞も、ちょっと泥臭いような、人間味あふれる言葉が並んでいて、聴いていると元気が出てくるようなパワーがありました。 流行りを追うだけじゃない、こういう個性的な表現って素敵だなって、改めて思いました。

それから、「百名ヒロキ」さん！ 私、俳優さんとしてのお名前は知っていたんですが、音楽活動もされているなんて初めて知りました！ しかも、楽曲がラップの混ざったHIPHOP（R&Bかな？）で、めちゃくちゃ本格的でカッコいいんです。 俳優さんならではの「言葉を伝える力」があるからなのか、ラップのリリックがすごく聴き取りやすくて、爽やかで。 演技をしている時とはまた違う、アーティストとしての「素顔」の言葉に触れられた気がして、ドキドキしてしまいました。

もちろん、最後まで接戦を繰り広げた3組も素晴らしかったです。 「HOPE's」さんの往年のJ-POPのような安心感のあるメロディと、包み込むような歌詞。 「瑞挙」さんのスピッツさんのような、爽やかで勇気をくれるポップロック。 「YouKey」さんの、聴く人を幸せにする甘いラブソング。

昭和レトロから最新のラップ、そして王道のJ-POPまで。 まるで音楽のタイムマシンに乗ったような、色々な時代の「言葉」と「音」を楽しめた予選でした。 どの曲が映画の主題歌になっても、きっと素敵な化学反応が起きるはずです。 結果が出る瞬間まで、ドキドキしながら見守りたいと思います！