全国決勝のステージを観ていて、「これは忘れられないな」と強く思ったのが、関東4年目同期インカレヤロバンの GRRREATマックスなオレたちさんでした。正直、最初は「RRRをアカペラで？」と想像がつかなかったんですが、演奏が始まった瞬間、その考えは一気に吹き飛びました。

声だけなのに、とにかく音が大きく感じられて、迫力がすごかったです。映画「RRR」の持つ熱さやエネルギーが、そのままステージから飛び出してくるみたいで、自然と体がリズムを取っていました。高校生の自分でも分かるくらい、難しいことをしているのに、それを感じさせない完成度で、「アカペラってこんなにかっこいいんだ」と素直に思いました。

特に印象に残ったのは、メンバーみんなが本当に楽しそうだったところです。ただ上手いだけじゃなくて、「この曲を、この仲間と、このステージでやれて最高！」っていう気持ちが伝わってきて、観ている側まで楽しくなりました。声を出すタイミングや動きがピッタリ合っていて、長い時間一緒にやってきた4年目同期だからこそのチーム感を感じました。

全国決勝という大きな舞台で、緊張もあったはずなのに、それ以上に自分たちの表現を思いきりぶつけている姿がすごくかっこよかったです。同じ学生として、「こんなふうに何かに本気で向き合えるのは素敵だな」と思いました。グレオレのステージは、観て終わりじゃなくて、「自分も頑張ろう」と思わせてくれる力がありました。本当に心に残るパフォーマンスでした！