言葉の選び方に惹かれた夜、玉置英志さんの話
Make a Story~アーティスト戦略会議~『SNSなしで集客したい』ゲスト :玉置 英志
開催日: 2026/01/08
正直に言うと、これまで名前は目にしていたものの、深く向き合う機会は多くありませんでした。今回の「Make a Story~アーティスト戦略会議~『SNSなしで集客したい』」というテーマがきっかけで、あらためて玉置英志さんの言葉や考え方に触れ、その印象が静かに変わっていったように感じています。
SNSを使わない、という少し大胆にも聞こえるテーマなのに、不思議と身構えることなく耳を傾けられたのは、語られる一つひとつの言葉がとても地に足のついたものだったからだと思います。集客や活動の話でありながら、数字や方法論を振りかざすのではなく、人と人との関係性や、作品を手渡すような感覚を大切にしている空気が伝わってきました。話を追ううちに、音楽や表現そのものへの向き合い方が、自然と滲み出ているように感じられたのです。
玉置英志さんの語り口には、どこか落ち着きがあり、焦らず歩幅を確かめながら進んでいるような印象がありました。それは決して守りに入っているわけではなく、自分が信じてきたやり方を丁寧に見つめ直している姿勢のようにも見えました。だからこそ「SNSなし」という言葉の裏にあるのは、制限ではなく選択なのだと、聴いているうちに思うようになりました。
このテーマを通して感じたのは、集客という言葉の先にあるものを、玉置英志さんはきちんと見据えているのだろうということです。人が集まる理由、また会いたいと思う理由、その根っこにある感情や記憶を大事にしているからこそ、語られる内容がどこか温かく、現実味を帯びて聞こえてきました。
これまで深く追ってこなかった自分にとって、今回のレポートテーマは入口に過ぎませんでしたが、同時にこれからを楽しみにしたくなる時間でもありました。これからどんな形で物語を紡いでいくのか、どんな場所で人と出会っていくのか。その一つひとつを、少し距離を縮めながら見守っていきたい、そんな前向きな気持ちが残っています。
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