１月、深夜の冷え込む空気の中、西武新宿の終電へと急ぐ道で、流れる歌声がいつの間にか自分の足を止めた。背後にそびえ立つユニカビジョンからではなく、すぐ近くの路上から生まれ響く音楽が自分を呼び寄せてた。八島未樹さんの「バイバイメロディー」、初めて出会う曲、歌手の声に心を奪われ、終電をためらいなく見送った。歌声に耳を傾け、彼女に声を掛け、その日、アルバムとシングルのCDも手に入れた。忘れる事の出来ないアーティストとの出会いが、この夜、心に刻まれた。

八島未樹さんは、2014年、音楽の道を歩み始め、路上でのライブを重ねながら、自らの経験を歌に乗せ、人々の暗闇を照らす光となりました。2015年、自主制作CD「パズル/spring wind」を発売し、路上ライブで全て売り切る。その後、多くのオーディションやコンテストで輝きを放ち、2018年には渋谷チェルシーホテルでワンマンライブを成功させました。声帯ポリープの手術を乗り越え、再びライブに立つ八島さんの声は、今、絶好調で、毎夜、人々の心を新しく魅了し続けています。

八島未樹さんの歌声は、透明感に満ち、心にすっと寄り添ってくれます。そのメロディーは、心を捕まえ、暗闇から解き放ち、歌詞は魂を揺さぶり、アコースティックギターの演奏は、繊細さも力強さも合わせ持つ。八島さんの音楽を聴くたび、心に優しい光が射す。その魅力を、ぜひこの「OTONOVA 2024」で体験してほしいです。八島未樹さんの音楽は、私たちの日々に、瑞々しい色と光をもたらしてくれます。

みなさんと一緒に力を合わせて八島さんの才能と情熱を応援し、アーティストとして放つ美しく優しいひかりが、更に輝きを増して行けたら、音楽にとっても、音楽を愛する僕らにとっても、素敵で幸せな事だと信じています。