北海道大学NoSeRA所属、結成3年目の同期バンドであるお天気メランコリーの皆さまの挑戦を、心より応援しております。同じ学年、同じ時間を共有してきた仲間同士だからこそ築ける関係性や、音楽に向き合う姿勢は、活動年数以上の深みを感じさせます。全国規模の舞台へ進まれていることは、これまでの積み重ねが確かな形となって表れている証であり、その努力に大きな敬意を抱きました。

お天気メランコリーという名前には、感情の揺れや心の機微を大切にしている印象があり、その空気感は音楽を通しても自然に伝わってきます。日常の中で感じる迷いや不安、静かな希望を丁寧にすくい上げるような表現は、多くの人の共感を呼ぶ力を持っていると感じました。無理に背伸びをするのではなく、自分たちの感性を信じて表現している姿勢が、とても印象的です。

学業と並行しながら音楽活動を続けることは、決して簡単な道ではありません。限られた時間の中で練習を重ね、意見を交わし、時には悩みながらも前に進んできたその過程こそが、今のお天気メランコリーを形作っているのだと思います。3年目という節目に、これまでの経験を試すような大きな舞台に立っていること自体が、大きな意味を持っていると感じました。

今回の挑戦を通して得られる経験や出会いは、今後の活動において必ず力になります。結果だけでなく、そこに至るまでの過程すべてが、お天気メランコリーの音楽をさらに豊かなものにしていくはずです。これからも自分たちらしさを大切に、一歩ずつ進んでいく皆さまを、心から応援しています。