私は2025年8月1日、代々木のアルティカセブンで開催された「いきぬきせんと～ vol.3」に参加し、心身ともにリフレッシュできる贅沢な時間を体験しました。

まず、主催アーティストの柴田ヒロキさんによる「音浴」コンセプトが素晴らしかったです。日頃の疲れを音で癒し、自己肯定感を整えてくれるというテーマどおり、ライブに流れる歌声と演奏はまるで温泉に浸かって心がほぐれていくようでした。MCやトークパートでも、柴田さん自身が「音でトトノウ（整える）」という気持ちを丁寧に届けてくれ、ファンとしてその演出に大きな共感を覚えました。

出演者たちも個性豊かで魅力的でした。北脇貴士さんは安定感のある歌唱力と親しみやすいキャラクターで温かい空気を作り、のへるさんは独特の世界観と表現で会場に新鮮な震えをもたらしました。高山コウヘイさんもどこか懐かしく心に残る歌声で、全員が違った色を持ちながら共鳴し合う構成になっていたことが印象的です。

会場・アルティカセブンの雰囲気も最高でした。ほどよくこぢんまりしていてアットホームな空間が、出演者と観客の距離を近づけ、一体感を醸成していました。ライブ中にふとした拍手や声が交わるタイミングも自然で、まるで仲間とともに「音浴」を共有しているような感覚がありました。

また、イベントを通じて「自己肯定感がトトノウ」というフレーズにある通り、自分自身も含めて他の客や出演者が、まるで日常の小さな頑張りや幸せを分かち合っているような温かな時間でした。それは単なるライブ以上の経験で、「私も自分自身を少し認めていいんだ」と思わせてくれる特別な一夜でした。

総じて、『いきぬきせんと～ vol.3』は、音楽の力を通じて心を整え、癒しと繋がりを感じられる、まさに「参加してよかった」と心から言えるイベントでした。エンタテインメントとしてだけでなく、心の栄養としても満たされた時間。次回の開催があるなら、ぜひまた参加したいと思います。