「Acappella Grand Slam」の4年生部門予選っていう動画を、たまたま見ました。アカペラ？正直、ハモネプも名前しか知らないレベルで、知識ゼロ。「声だけで音楽やるんでしょ？声優さんのライブみたいなもん？」くらいの認識でした。

…見始めて数分で、土下座しました。ナメててすみませんでした。

e.s.t.さん、紅涙さん、ムゲン逃行さん、うるう微積分学さん…まずグループ名がラノベのタイトルみたいでセンスいい（笑）。 てか、30組以上もいるんですね。

何がヤバいって、ボイパとベース。あれ、マジで「声」なんですか？最初、BGMにドラムとベースの音源流してるのかと思った。エフェクトじゃないの？ 「ドゥン」「チキ」「ブーン」みたいな音が、人間の喉から出てるのが信じられない。これ、もう特殊能力者の集会じゃないですか。

「DOPE」さんとか「KICKIN'BOUGIE」さんみたいなゴリゴリのファンクとか、「烏丸FEVER」さんみたいなロックな曲も、全部「声」とか…。意味が分からないけど、カッコよすぎる。 もちろん「咲き麗」さんとか「金木犀」さんみたいな綺麗なハーモニーも、声が何層にも重なってて、なんかもう「魔法」みたいでした。

しかも、これ「4年生部門」なんですよね。つまり「学生最後の大会」っていうこと！？設定がアツすぎる。 これ、もうスポ根アニメの最終回じゃないですか。就活とかもあるだろうに、このクオリティまで仕上げてくるとか、どんだけ青春捧げてるんだ…。

俺が知ってる「声」のプロは声優さんだけでしたけど、世の中には「声」を武器にした別のガチ勢がいるんだと、衝撃を受けました。アカペラ、とんでもない沼だった。