「可能性ピリオド」を初めて聴いたとき、タイトルからしてちょっと不思議だなって思ったんですよね。「ピリオド」って一見“終わり”を連想させるけど、そこに“可能性”がつくと、逆に新しいスタートを想像させる。で、実際に曲を聴いてみると、その印象がまさに当たっていて、ただ終わらせるんじゃなくて、“ここからまた進んでいこう”っていう前向きさが、ちゃんとポップでキャッチーなサウンドに乗ってるんです。

イントロから明るくて勢いがあるのに、どこか切なさも感じるのがいいんですよね。歌メロもすごく耳に残るし、ふとした瞬間に口ずさんでしまう。歌詞の中では「区切りを打つ勇気」みたいなものが描かれていて、今の自分に重なるところも多くて、ついグッときちゃいました。なにかをやめることって、怖いけど新しい挑戦につながるし、その瞬間を「可能性ピリオド」って表現するセンスにハッとさせられました。

ライブで聴いたら絶対盛り上がるだろうなっていうノリの良さもあるけど、ただの盛り上げソングじゃないのがポイント。聴いているうちに「自分ももう一歩踏み出せるんじゃないか」って思わせてくれるんです。animec8の曲って、こういう“背中を押してくれる”感じがすごく心地よくて、この曲はその中でも特に印象的でした。

正直、初めてタイトルを見たときは「どういう意味？」って感じだったけど、聴き終わる頃には「こういうことか！」って腑に落ちる。これが「可能性ピリオド」の最大の魅力かなと思います。