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警備員小砂のおすすめ6

Zepp Shinjuku【東京】 Schema

OTONOVA2026【FINAL】

開催日: 2026/02/08

夜勤明けの空は、いつも色が薄い。
遊園地の灯りが落ち、観覧車が止まるころ、俺の一日は終わる。そんな時間に、schemaがOTONOVAファイナルへ進んだという知らせを見た。行き先はZepp。胸の奥で、鈍い衝動が鳴り続けた。
つい先日公開されたMV「Bad Struggle」。否定や非難に囲まれて、消えたいと思う瞬間があっても、消えたくないと踏みとどまる。その感情が、音と言葉に刻まれている。整った答えはない。ただ前に進むための、泥のついた意志が残っている。
schemaの音は、二人分の覚悟で鳴っている。広げすぎない構成、迷いのない展開、問いを投げ返すようなフレーズ。負けそうな局面でも立ち上がる。その姿勢が、Bad Struggleの奥に流れている。Zeppで鳴るかどうかは関係ない。あの曲は、今まで積み上げてきた時間そのものだ。
ファイナルのZeppは、二人が結成した日から夢見てきた舞台だと聞いている。そこへ辿り着くまでの道は一直線じゃない。結果は一夜で出る。準備は何年もかかる。悪あがきは、その時間を無駄にしない。
ビル警備を離れ、今は遊園地に立つ。夜は嘘をつかない。客が帰った後の足音や、片付けの速さに、その日のすべてが出る。schemaの演奏も同じだ。音が鳴り終わった後に、積み上げたものが残る。
先輩のジョン刑事は言っていた。舞台は覚悟を映す鏡だと。Zeppは大きい。光も音も強い。そこで何を鳴らすかは、その場で決めればいい。芯があれば、揺れない。
夜の現場で俺は見張る。朝を迎えるために立つ。schemaは舞台で鳴らす。消えずに進むために鳴らす。
行ってこい。どの曲でもいい。二人の音を、そのまま鳴らせ。

投稿者

警備員 小砂

2026/01/22 00:42

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