9月14日に板橋ファイトさんで開催された川原光貴さんのソロライブ｢Hikikatari vol.14｣に参加し、改めて川原さんとその紡がれる音楽の魅力を再認識してきました。

私が川原さんの音楽と出会ったのは、職場の先輩が誘ってくれたライブ｢Hikikatari｣でした。

そこで川原さんの音楽がどのように私に響いたのかを皆さんにお伝えさせてください。

当時私は体調を少し崩していましたが、先輩に誘ってもらえたのが嬉しくて、思いきってライブに参加させてもらいました。

そのライブで溢れていたのは、まるで東京の砂漠の片隅に現れたオアシスに湧く泉のような清涼感と心地よさでした。
またサウナのような熱さではなく、じんわりと身体にしみる音たち。
爽やかで温かい、今まで感じたことのない不思議な感覚で包んでくれる川原さんの声と珠玉の曲たち。

昨年11月に開催された横浜ミントホールでのライブに先輩と共に参加したのも自然なことでした。

そこで披露された｢青いライオン｣は、その後体調が安定せず職場を去った私のままならない現状に対する不安、焦り、そして諦めをすべて受け止めてくれたのです。
やりたいことも、やらないといけないこともたくさんあるのに…。
そんな私の行きどころのない気持ちを優しく包み、すべて肯定してくれる力強くとても前向きな曲でした。

それから、私のささやかな目標は、身体を回復させて川原さんの｢Hikikatari｣に定期的に参加するということになりました。

あれから季節も巡り、ライブごとに少しずつ自分と体調を取り戻していくことができました。
この場をお借りして、川原光貴さんと、いつも声をかけてくれた先輩に感謝の気持ちを伝えさせてください。
いつも支えてくれて、心からありがとう。