火花が散るこのステージで、私たちの「日常」に最も近い場所から声を届けてくれるアーティストがいます。福井県出身、石川県在住のシンガーソングライター兼トラックメイカー、MACKYさんです。

MACKYさんの音楽のルーツは、幼少期からのバンド活動にあります。そこで培われたミクスチャー文化への造詣が、現在の彼のサウンドの骨組みとなっています。2024年からは自らビート制作と楽曲制作を開始。自分自身で音を組み上げ、言葉を乗せるという全方位のクリエイションに踏み出したことで、彼の音楽はより純度を増し、聴き手の心にダイレクトに突き刺さるものへと進化しました。

彼の楽曲を聴いて何より心に響くのは、その「歌詞のあり方」です。 MACKYさんは、特別なヒーローの物語を歌うのではありません。日々の労働、生活の中での葛藤、ふとした瞬間に感じる喜びや悔しさ。誰もが経験する「当たり前の毎日」をテーマに、できるだけ等身大の言葉を紡いでいます。彼の歌は、キラキラした夢物語ではなく、泥臭くも愛おしい「現実」を戦う私たちに向けられた、最高の応援歌なのです。

仕事帰りのイヤホンから流れてくるMACKYさんの歌声に、どれほどの人が「明日もまた頑張ってみよう」と救われることでしょうか。その歌声は優しく寄り添うだけでなく、ミクスチャー譲りのアグレッシブなビートに乗ることで、心の奥底にある「やる気」に火をつけてくれます。

オンライン枠という、全国どこからでも繋がれるこの形式は、MACKYさんのような「日々の生活に寄り添う音楽」を届けるアーティストにとって、最高のフィールドです。石川県という土地で生活し、活動し続ける彼のリアルな感覚が、ネットワークを通じて全国の「頑張る人たち」に波及していく。その光景は、まさに音楽が持つ本来の力を体現していると言えるでしょう。

ライブ活動も精力的に行い、常に現場の熱量を大切にしながら動き続けるMACKYさん。セミファイナルという高い壁を突破し、その先の大きなステージで彼が「等身大の叫び」を上げる姿を、私たちはどうしても見たい。

「自分のために歌われている」と感じさせてくれる、そんな稀有な才能を持つMACKYさんを、ここで終わらせてはいけません。日々の労働を、生活を、そして人生を頑張るすべての皆さん。今こそMACKYさんのビートに身を委ね、彼をファイナルのステージへと押し上げましょう！

MACKYさん、北陸の誇りと、働く私たちの想いを乗せて、最高に熱いパフォーマンスを期待しています。最後まで全力で応援しています！