成瀬ロイヤルさんの活動は、「音楽は何歳からでも始められる」という言葉を、実体験で証明している存在だと感じています。40歳からバンド活動をスタートさせ、「俺たちにはまだデビューアルバムがある」というテーマを掲げて進み続ける姿勢には、年齢や立場を理由に挑戦を諦めてしまいがちな人の背中を強く押す力があります。私も諦めかけていることに希望を感じた気がしています！

仕事や家庭など、日々の生活には多くの責任などがあります。それでも「それでもバンドをやるんだよ！」と宣言し、音楽を生活の外側ではなく、人生の一部として抱え続けている点に、成瀬ロイヤルさんの覚悟が表れているように感じました。夢や憧れを語るだけでなく、現実を引き受けた上で音楽を続けているからこそ、その言葉と音には重みがあります。

また、音楽マンガ『シオリエクスペリエンス』の原作者である町田一八さんが、コンソメという名義でベースとして参加していることも、成瀬ロイヤルさんのバンドに独自の広がりを与えています。異なる表現の世界で活動してきた人物が音楽という場で交わることで、作品全体に遊び心と奥行きが生まれていると感じました。型にはまらない編成や背景も含めて、このバンドならではの魅力だと思います。

成瀬ロイヤルさんの音楽からは、「まだ途中」「ここから先が本番だ」という前向きなエネルギーが伝わってきます。過去の実績や年齢に縛られるのではなく、これから何を作り、どこへ向かっていくのかを大切にしている点が、とても印象的でした。「ぶっ飛んでいきます」という言葉通り、常識や固定観念を軽やかに飛び越えていく姿に、大きな期待を感じました！

OTONOVA2026で、成瀬ロイヤルさんの挑戦がさらに多くの人に届き、共感を生むことを願っています。まだまだ続いていく成瀬ロイヤルさんの、その先を見せてくれることを楽しみにしています！頑張ってください！